企業研究のやり方・就活でしっかり絞り込む方法5つ
就活のファーストステップ・企業研究のやり方でお悩みではありませんか?!企業や会社のリサーチ方法は千差万別です。ネットを使った情報収集や実際にOBやOGの方を訪ねて話しを聞く、より多くの企業説明会に参加するなど、ここでは最も効率が良くそしてためになる4つの企業研究の方法をご紹介します。
就活で内定を取る企業研究のやり方
就職活動のファーストステップ、それが企業研究です。履歴書を送って面接を受けたい企業や会社の情報集めをしっかりとすることで、あなた自身の就活ポテンシャルがグンとアップします。
正しい企業研究のやり方をすることで以下のようなメリットがあります。
- 企業理解が深まるので面接に強くなる
- 企業側に良い印象を持ってもらえる
- 効率の良い就職活動をすることができる
ここでは、就職活動の基盤とも言える企業研究の最も役に立つ5つのやり方をご紹介します。
1.ネットを使って企業情報サイトをくまなくチェックする
企業研究をする上で一番最初に思いつくやり方が、ネットを使った情報収集ではないでしょうか。インターネット上にはその企業のホームページ、就活応援サイトやリクルート情報サイトなどがあり、家に居ながらにして様々な企業情報を得ることが可能です。
これらのサイトで得られるのは、以下に挙げるような基本的な企業情報です。
- 企業・会社概要
- 企業・会社理念
- 取引実績・事業内容
- 代表者の紹介やメッセージ
- IR情報(業界内でのポジションや経営・市場環境など)
ネットで得られる基本的な企業情報は、就職活動の方向性を決める大きな役目をしてくれます。興味を惹かれる企業のライバル会社なども候補に挙げ、企業ごとの事業戦略・顧客へのサービス内容・ポリシー・採用する人材の傾向などを比較しましょう。
インターネットによる基本的な企業研究のやり方を身につけ、知りたい情報を効率よくチェックするようにしましょう。
2.雑誌などの書籍や新聞で気になる企業をチェックする
多くの人が「企業研究はネットですべてまかなえるだろう」と思われているかもしれません。確かにインターネット上では、大抵の情報を得ることができます。しかし就活や転職活動の準備は、それだけでは不十分です。
特に上場企業の大きな会社への就職を目指している人は、アナログな方法でも情報を集める必要があります。名前の知れた企業ほど国の経済動向に関わっているので、就活をする人は常に新聞や経済雑誌に目を通す癖をつけましょう。ネットで得られる情報よりもタイムリーな事柄が載っているからです。
お目当ての企業の代表者や関係者の言葉、雑誌や新聞で紹介されていることもあります。これらの内容を頭に入れておくだけで、面接の時により強い印象を与えることができます。
また、年に4回発行される上場会社や企業の情報が載っている会社四季報も必ず目を通すようにしましょう。客観的な視点で、企業の現在の動向や業績を分析することができます。
3.企業研究は行動あるのみ!積極的な姿勢で会社説明会に参加する
企業研究をする上で、実際に会社や企業の生の声を聞けるのが会社説明会です。会社説明会には以下に挙げる3つのタイプがあります。
単独説明会
1社の企業が単独で開催する説明会
合同説明会
マイナビやリクルートなどが主催する複数の企業・会社が集まって行われる説明会
学内合同説明会
大学主催で学校に企業を招いて開催する説明会
会社説明会に参加する際のポイントが、「積極的な姿勢」です。ただ参加するだけでは何十回と説明会に足を運んでも、全く身にならないからです。就活に役立つ説明会への積極的な参加姿勢がこちら。
説明会に出展する企業の予習を必ずしていくこと
説明会当日に話を聞きながら企業研究するようではいけません。予習をしていくことでより深く話を理解することができます。
説明会では積極的に目立つこと
説明会では前の席に座ること、予習した時に興味が湧いたことなどを積極的に質問しましょう。その“前のめりの姿勢”が企業側に好印象を与えます。
企業側の雰囲気・人材・働き方をチェックすること
説明会は、企業側の空気感や働いている人の様子を自分の目でチェックできる絶好のチャンスです。ネットや文字からでは知ることができないことにも注目しましょう。
説明会に参加している人と交流すること
説明会に参加するメリットは、企業との接触だけではありません。そこに参加している他の就活生とも知り合って、情報交換をすることができます。
4.企業研究して分かったことを就活ノートにまとめる
様々に企業研究をした結果、分かったことは、就活ノートにまとめましょう。企業研究のやり方として、重要なことの一つです。
就活ノートに書く内容は、「簡潔に分かりやすく」がポイントです。自分で見るためのノートですから、シーン別にまとめたり、企業説明会ごとにまとめたり、自分が分かりやすいように工夫します。この時、疑問点を洗い出しておくと、面接のときに聞くことができます。就活ノートは企業研究の整理だけでなく、自分の頭の整理にもなるので、おすすめです。
5.あらゆるツテを使ってOB・OG訪問をして生の声を聞く
企業研究の最終ステップが、OG・OB訪問です。自分でリサーチをしているだけでは知ることができない情報を得ることができます。実際にそこで働いている人の生の声を聞いて、自分が思い描いていた企業のイメージとは大きく違う現実を知ることだってあるのです。
出身大学の就職課やクラブ・サークルやゼミ・教授や講師などのツテを総動員して、お目当ての企業で実際に働いているOG・OBを紹介してもらいましょう。今はネット上でも連絡先を見つけてコンタクトを取ることも可能です。
同じ出身大学ということで、相手側も快く力になってくれることでしょう。あくまでも自分のために時間を割いてもらうことになるので、きっちりとした信頼性のあるツテや紹介を使って相手に迷惑がかからないように細心の注意を払いましょう。
企業研究のやり方を工夫し、就職・転職活動の大切な基盤を作ろう
企業研究をしっかりとすることで、就職・転職活動の明暗が分かれると言っても過言ではありません。企業研究は就職・転職活動の基盤づくりに欠かせないのです。ここで紹介した5つの企業研究のやり方を駆使して、自信を持って就活できる基盤を作り上げましょう。