就活の説明会で企業の注目を集めるために実践すべきこと4つ
就活を成功させるには説明会の基本的なマナーを覚える必要があります。しかしマナーと言っても簡単なものばかりなのですぐに覚える事ができるでしょう。服装や質問やお礼等から、キャンセル時はメール?電話?の疑問を解決する必読マナーを紹介します。
就活の説明会で企業から注目されるには?
プレエントリーが開始されると、各企業が会社説明会を開催していきます。会社説明会は、興味のある企業のことについて詳しく知ることができる絶好のチャンスですから、聞きたいことや確認したいことは前もって調べておき、確実で有益な情報を手に入れたいところです。
ここでは、就活で企業説明会に参加する際に実践すべきことを紹介します。説明会で興味のある企業に自分を積極的にアピールしたいと考えている就活生の皆さんは、ぜひ参考にしてください。
1.会場入りの時間や服装など企業説明会の参加マナーを守る
企業は、説明会の時から応募者の選考を始めていると言っても過言ではありません。説明会のマナーをしっかり熟知しアピールをする事で企業に良い印象を与えましょう。
早すぎず遅すぎない時間に会場入りする
5分から15分程前には会場に入りましょう。会場近くの喫茶店などで時間を調整すると、交通の乱れなど予期せぬ事態に巻き込まれにくいので遅刻の心配がないでしょう。また、到着が早すぎると企業の準備が整っていない場合があり、作業の邪魔になってしまうので注意しましょう。
会場に入る前に上着を脱いでおく
企業の説明会は冬の時期が多い為、コートなど上着を着ているケースがあります。 会場に入る前に必ず上着を脱ぎ、手に持つようにしましょう。意外と忘れがちなマナーなので、気をつけましょう。
スーツのジャケットは着たまま
スーツのジャケットは、企業側の指示があるまで脱がないようにする事。ネクタイを外す際も同様で、企業側の指示に従うようにしましょう。
会場の受付やすれ違った企業の方にも挨拶は忘れない
会場入りしたら、受付で名前の確認をします。その際受付の方や説明会の企業の方にもしっかり挨拶する事が大事です。基本的なマナーなので、忘れないようにしましょう。
携帯電話の電源の切り忘れに注意する
企業の説明中に携帯電話を鳴らす事は、マナー違反です。マナーモードでも問題はないですがバイブ音は意外と聞こえる為、できれば電源を切ったほうが無難です。
バッグなどの手荷物は足下に置く
荷物は邪魔にならないように足下やイスの下に置きましょう。会場によっては横が通路になっている場合もあるので、周りの迷惑を考えて対処しましょう。
会社説明の最中は私語厳禁
もちろん会社説明の最中の私語は慎みましょう。友人等を見かけた場合は、説明会が終わった後に話しかける事。また、会社説明中に疑問点や理解できない事があった場合でも、その場では絶対に発言してはいけません。説明が終わった後に企業から質問タイムがあるので、その時に質問するのがマナーです。
姿勢を正す
企業が会社説明している最中も気を抜かずに姿勢を正しくしている事がマナーです。脚を組んだり、開いたりすると説明している側も良い気がしません。背筋をピシッと正して、企業の説明を受けましょう。
アンケートは必ず書く
説明会後に企業がアンケートを求めてくる事があります。空欄が無いように、企業に対するお礼を込めてアンケートに協力しましょう。
周りの学生ともコミュニケーションを積極的に取る
説明会の前や休憩時間などにコミュニケーションを取っているかどうかも企業は見ています。また、説明会の一環として学生同士でディスカッションをさせる企業もあります。その時も積極的に発言する事で、企業側に自分をアピールする事ができます。
説明会の途中で寝ない
長い話に慣れていない人は、企業説明の最中にどうしても眠くなる事があるかと思いますが絶対に寝ないで下さい。注意する企業はあまりないですが、印象は悪くなる事は間違いありません。
退出時のお礼を忘れない
説明会を出るときには、必ず挨拶をする事。企業の方は就活生のために様々な準備をし企業説明会を開いてくれたので、その事に対するお礼の気持ちを忘れないようにしましょう。
会社説明会のマナーは数多くありますが、どのマナーも必須なので必ず覚えて参加する事をおすすめします。しっかりマナーを守れるかどうかも企業は見ているので説明会で企業に対する印象をアップしておきましょう。
2.説明会への参加キャンセルは緊急時を除きメールで連絡する
会社説明会をキャンセルする場合、基本的にはメールを使用します。メールは履歴に残るので、企業にとってもメリットがある方法です。
メールを送る時間は、出社時を避けるようにしましょう。企業にとって朝は業務に関する連絡事項などを確認するため、非常に忙しい時間だからです。
ベストな連絡時間は午後1時です。午後の始業時にメールチェックをする方が多いので、読み忘れを防げるでしょう。メールの文面には説明会への参加キャンセルの理由を分かりやすく簡潔に書きましょう。
しかし、やむを得ない事情で当日キャンセルすることになった場合は、緊急なので必ず電話連絡しましょう。メールでは説明会担当の方に読まれない可能性もある為、電話が確実に連絡につく方法です。企業も説明会の日の為に準備をしているので、キャンセルする時は必ず連絡するようにしましょう。
3.気の利いた鋭い質問で企業に自分をアピールする
会社説明会の質問タイムは、企業に自分を売り込むチャンスです。気の利いた鋭い質問をする事で、企業に良い印象を与えられるでしょう。しかし空気を読まない質問をしたり、調べるとすぐ分かるような質問をしたりするようでは、企業にはごく普通の学生と映ってしまいます。
では、良い質問とあまり良くない質問のポイントをそれぞれを見ていきましょう。
核心を突く質問
会社説明では触れられなかった事や業務の核心を突く鋭い質問をする学生は、企業の目につきやすいでしょう。
他の学生とは違った視点からの質問
視点が違う質問は、企業にとっても新鮮です。そのような質問をする学生はあまりいないので注目されます。
簡潔にまとめてある質問
要約してある質問は、企業にとっても返答しやすいです。時間の限られている説明会の場では、非常に目立つ質問になるでしょう。
長々としていて他の学生に迷惑が掛かる質問
質問までの前置きが長い学生がいますが、企業にとってはあまり良い印象はありません。 質問の時間を設定している企業はあまり無いものの、質問は1分程度でまとめると企業にも周りの学生にも好印象です。
何回も質問し他の学生の質問時間を削っている
企業は、数多くの学生から質問を受けたいのです。一人の質問の数が多いと他の学生の質問時間を削っている事になり、周りから反感を買う可能性もあるので気をつけましょう。
自己PRが入っていて質問にすらなっていない
自分では気づいていないケースが多いのですが、質問ではなく自己PRになっている事があります。その為、企業は返答に困ってしまいます。企業が返答しやすい質問をするのも、気づかいと言えるでしょう。
4.服装自由の説明会でもスーツを着用する
服装は企業側からアナウンスが無い限り、スーツの着用がマナーです。しかし場合によっては、説明会の服装自由していることもあり、困る就活生もいるでしょう。服装自由となっている場合も、カジュアルな私服ではなく、スーツ着用が無難な選択です。
あるアンケートでは5割以上の就活生が服装自由の場合は、スーツを着用すると答えています。また、就活中は説明会をいくつも掛け持ちする場合もあるので、スーツのほうが効率良くまわれるでしょう。また、私服で参加する場合は、キレイ目のシャツにジャケットで清楚な服装がおすすめです。
就活の説明会の参加マナー遵守が企業に注目してもらうコツ
企業が開催する説明会では、単に企業のことを知るための場ではないので、強力なライバルより一歩先に抜きんでるような振る舞いができるといいです。企業に注目してもらうには、他の就活生とは一線を画すような説明会参加マナーを身につけるようにしましょう。