就活

就活の相談は誰にする?悩みを解決してくれる7の相手

就活の相談をする際、誰に相談したら良いのかわからない・・・そんな就活の悩みを相談する相手をケース別にご紹介しています。就活がうまくいかない悩みを一人で抱え込んでしまうのはよくありません。就活で行き詰ったら必ず誰かに相談して、晴れやかな気持ちで就活に臨むようにしてください。

就活の相談は誰にすべき?

就活の悩みは誰もが持っているもので、特になかなか内定が出ない時や面接がうまくいかない時などは非常に落ち込んでしまいます。しかし、そこで一人でくよくよ悩んでいるのはあまりよくないことかもしれません。

一人でずっと抱え込んでいると、メンタルもだんだん弱ってきてまた就活がうまくいかなくなってしまうという悪循環に陥りがちです。そして、いったい誰に、またはどこに相談すればいいのか?という疑問が生じます。

就活で重要なのは、メンタルのケアです。そんな時に、悩み別に誰に、またはどこに相談をしたら良いのか考えていきます。

1.就活の相談は親にする

最も身近で、かつ自分のことを一番よくわかってくれている存在である親。人生に迷ったときは一番頼りになる存在と言えるでしょう。親のどちらかが民間企業に勤めている場合、就活の悩みは聞きやすいはずです。親に就活の相談をする場合、こんな内容がお勧めです。

面接での答え方

親が民間企業に勤めており、さらにもし人事の経験などがあった場合非常におすすめです。長年企業に勤めている方ならば後輩の姿も多く見てきているはずなので、例えば、

「今日面接でこんなこと聞かれたんだけど、どんな風に答えたらよかったと思う?」といった内容には良いアドバイスを聞くことができるでしょう。

「面接でされた質問には、どんな人事の意図があったんだろう?」といった年上の方や人事、管理職の観点でしかわからないことを聞くことができるのが、親に相談するメリットです。

ES(エントリーシート)の書き方

ES(エントリーシート)に関する相談も、年上の方や人事、管理職の観点で見てもらいたい場合にお勧めです。「自己PRや学生時代に頑張ったことはわかりやすく効果的に書けているか?」といったことを聞く場合、親世代の観点から見てもらうとまた違った発見があるかもしれません。

特に、若者にはわかるけれど、年配に近いかたの世代には理解が難しいような内容を書く場合にお勧めです。自分では伝わっているつもりでも、人によっては伝わっていなかったという発見ができるかもしれません。

その場合、構成を少し変えてこんな風に書いたらわかりやすいのではないかというアドバイスを受けることが出来れば、エントリーシートの質は大幅にアップします。

就活がうまくいかないときの相談

少し恥ずかしいかもしれませんが、就活がうまくいかず本当に辛くなってしまったときは、親に相談してみるのはどうでしょうか。自分の倍以上の人生経験をしていることから、自分と親の視野は少し違うかもしれません。

意外と自分の中では深刻な悩みだったものが、親に相談してみると小さい悩みだった、なんてことがあります。その場合、こんな考え方や見方もあるのか、という風にポジティブな考えも見つかります。恥ずかしさを捨てて、親に相談してみましょう。

2.先輩・OB・OGに相談する

就活を始めてすぐの時期には、先輩への相談が効果的です。自分と同じ経験を先にしており、さらにその経験はそれほど過去のことではないため、非常に親身になって相談に乗ってもらえます。先輩に相談する場合、こんな相談が効果的ではないでしょうか。

就活の進め方

就活を今から始めるという場合、本当に手探り状態で何もわからないものです。就活は年によりスケジュールが変わることもあるため、あまり古い情報は役に立ちません。そんな時、年の近い先輩なら就活スケジュールがほとんど一緒なため、有益な新しい情報が得られます。

例えば2018年卒の学生なら3月から広報解禁、6月面接解禁だから、エントリーシートや筆記試験対策は何月までにしておいたほうが良い、などの情報は近年に就活を経験した先輩だからこそ聞ける情報です。一人だけではなく、複数人に聞いておくと総合的に適切な情報が得られます。

企業の情報を知りたい時

現状の就活では、残念ながら不透明な選考を行う企業が多く見られます。リクルーター面接などが一例です。自分が行きたい企業の選考を受けたことがある先輩がいる場合、あまり一般に出回っていない情報が聞けるかもしれません。

例えば、「リクルーターが付く条件」や「説明会に行った回数は数えられていたか」「面接は何回あったか」といった、企業によって違う情報を詳細に聞くことができるのがメリットです。

突っ込んだ就活の質問もOK

OB・OGが自分の行きたい企業で働いている場合、突っ込んだ質問ができます。先輩だからこそ普通の社員の人には聞きにくい、お金に関する質問や、「実際に休みは取れているのか?」「残業時間はどれくらいか?」といった相談をすることが出来ます。面接官が誰かわかる場合、面接官の方はどのような方かという情報を聞いておくことで、より面接に通過できるようにするのに役立ちます。

3.友達に相談する

就活の際、強力な心の支えになるのが友達です。一緒に就活という経験をしているからこそ、一番相談しやすい存在と言えます。

面接でどのように答えているか

友達に模擬面接をしてもらったり、就活がうまくいっている友達が、面接でどのような受け答え方をしているかを聞いたりすることで面接に関する悩みを解決できます。

面接は集団か個人か

先に選考を受けた友達に相談するのは、最新の情報を手に入れられる手段の一つです。控えている面接やグループディスカッションなどの選考が、どのような形式かわからず不安・・・そんな悩みがあった時、先に選考を受けた友達を見つけ聞いてみましょう。面接は集団か個人か、面接官は何人かといった情報を先に聞いておくことで不安が解消され、心の準備をすることが出来ます。

4.キャリアセンターに相談する

キャリアセンターは就活全般の悩みを相談するのに非常におすすめですが、特にメリットなのはプロの観点から相談に乗ってもらえることです。何が原因で選考を通過できないのかわからない、といった悩みを相談する際には是非キャリアセンターに行くべきです。

大学によっては模擬面接もしてもらえるため、就活でつまずいた時にはまず行くべき所といえます。何故落ちたのか?どこが悪かったのか?といった根本的な悩みの解決に繋がります。キャリアセンターに行く際には、大学のホームページなどで開室時間を確認しておいたほうが無難です。

大学のキャリアセンターで就活生が受けられる10の支援

5.就職エージェントに相談する

キャリアセンターと相談の方向性は似ていますが、相談する一番のメリットは、キャリアプランを一緒に考えてもらえるところでしょう。社会人を経験したことがない学生が将来のプランを考えるのは非常に難しいため、そのような知識が豊富な就職エージェントに相談するのは良いキャリアプランを考える選択肢の一つです。様々な企業に人材を紹介しているからこそ、自分はどんな企業に適性があるのか?といった相談にものってもらえます。

6.ジョブカフェに相談する

あまり聞いたことがない方が多いかもしれませんが、ジョブカフェとは自治体が若者の就職支援のために作った施設です。ハローワークと一緒になっている場合もありますので、ハローワークで求人を探しながら相談に乗ってもらえます。カフェのように気軽に、リラックスして相談に乗ってもらえるため、周りにあまり相談できる人や場所がないという方は利用してみてもいいかもしれません。

ジョブカフェとは?利用者が受けられる就職支援サービス

7.ハローワークに相談する

上記のジョブカフェと同じく、ハローワークも気軽に就活の相談に利用できます。利用料は無料であることはもちろん、特徴的なのは臨床心理士のサポートが受けられるという所です。心理的な側面からしっかりとサポートしてくれるため、ケースとしては就活に関して深刻な悩みを抱えている場合、また親や友達、先輩などには相談できない場合は是非利用すると良いでしょう。

新卒応援ハローワークで若者が受けられる就活サポートとは

就活の相談は複数の人に聞こう

就活に悩んだ時の相談相手をご紹介してきましたが、注意点があります。それは、特定の相手の話だけに聞かないようにすることです。人が言うことが絶対に正しいということはないため、必ず複数の人から意見を聞き、自分の考えと照らし合わせるようにすると、自分を失うことなく次のステップに進めることでしょう。

もし人の話を丸々聞き入れてしまうと、就活が成功した場合も失敗した場合も本当にこれで良かったのかともやもやが残ってしまうかもしれません。自分が納得できる結果を得るために、自分の考えや価値観はしっかり持って相談するようにしましょう。

就活で困ったらとにかく誰かに相談してみる

いずれにせよ、就活で困ったことがあったら誰かに相談してみることが重要です。自分で考えるだけでなく、他人に相談してアドバイスをもらうことできっと新しい世界が開けるはずです。

相談する際には、何が聞きたいか明確にしてから相談するようにしてください。そうすることで相手もアドバイスしやすくなり、自分自身も何に悩んでいるのか明確にわかるため、悩みの改善に役立ちます。