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自己PRで几帳面を上手にアピールするポイント書き方例文

自己PRで几帳面な性格や行動を上手にアピールする方法をご紹介しています。几帳面な性格を上手にアピールするには、履歴書を書く前にアピールの仕方ポイントをしっかりとつかんでおくことが大切です。長所である几帳面な性格を最大限に自己PRして、しっかりと採用を勝ち取りましょう。

自己PRで几帳面をアピールする際のポイント5つ

あなたの長所のひとつ、几帳面をアピールする時は、ただ「几帳面です」と伝えるだけではライバルに差をつけることができません。几帳面には良い面もそうではない面もありますので、伝え方を間違えると相手に良くない印象を与えてしまう可能性が考えられます。

採用担当者や面接官に几帳面であることを上手に自己PRするには、5つのポイントに着目してください。採用担当者や面接官から好印象を持ってもらえるよう、自己PRで几帳面であることを上手にアピールするポイントを理解しましょう。

1.どこが几帳面であるかを具体的に自己PRする

自己PRを行う上で重要なポイントは、アピールする内容にいかに説得力を持たせるかということです。たとえば、「誰よりも几帳面な性格です」と伝えるよりも「几帳面で何でもきちんと準備する性格なので、待ち合わせに遅れたことは一度もありません」と伝えた方が説得力はあります。仕事・バイト・ゼミ・サークル・ボランティア等の活動を通して、几帳面な性格でどのように周りに貢献したかということを具体的に説明すると効果的です。

2.第三者の評価を伝える

几帳面な人は、周りから「丁寧」「真面目」「よく細かいことに気付く」「粘り強い」といったような評価をされていることが多く、そういったことを言われていることが多いはずです。本人が自分で自分のことを几帳面な性格だとアピールするよりも、周りからそう言われているという第三者の評価があると、話に説得力を持たせることができます。家族・友人・知人からそういった評価をされているということを自己PRしましょう。

自己PRで粘り強さを上手にアピールするポイントと例文

3.几帳面であることが仕事にどう役立つのかを自己PRする

几帳面であるということをひたすら伝えるだけではなく、几帳面であることが仕事にどのように役立つのかを伝える方が効果的です。例えば、「多くの人が気付かないような細かいことにもよく気が付くため、他人のミスをフォローするのが得意」というようなことを、バイトや仕事の経験を踏まえた上で自己PRすると効果的です。

4.スピードも重視している点を自己PRする

几帳面な性格な人は、細かいことにも気付いて丁寧に対応をする分、全体的な処理スピードが遅いと思われてしまうことがあります。事前に準備をしてから対応を始めることにより、手戻りがほとんど発生せず、ミスも少ないため、結果としてはスピードが速いということもアピールするようにするようにしましょう。

5.自己PRしすぎに注意

几帳面であることを自己PRしていれば、大雑把な性格の人間では無いということは伝わりますが、アピールをしすぎるとマイナスに伝わってしまい、逆効果になることがあります。例えば、「神経質な人」であるかのように伝わってしまう、「許容すべきことを許容できない人」のように思われてしまうといったようなことです。

アピールしすぎるのではなく、「周りの人よりも事前の準備や丁寧な対応を心掛けている」というくらいのPRにしておくと、悪いイメージになることはないので無難です。

履歴書や面接の自己PRで几帳面さをアピールするための例文

自己PRで几帳面さをアピールする際の上手な例文をご紹介します。転職活動の際には、以下のバイトの経験を前職の経験に置き換えると、より効果的です。

几帳面をアピールする例文

私は、幼い頃から几帳面で、周りの人が気付かないようなことや、見落としがちなことにもよく気が付く性格です。また、何かを行う時には、しっかりと準備をしてから取り組むことを心掛けています。

仕事を行う上で、あらかじめしっかりと準備を行い、筋道を立てて対応をすることはとても需要なことだと考えています。

学生時代に○○のバイトを○年行う中で、どのようにすれば早く丁寧に対応を行い、サービスレベルを上げられるかを常日頃から考えてまいりました。その結果、その場の思い付きで闇雲に行動するのではなく、あらかじめしっかりと筋道を立てた上で細かい点も丁寧に対応することが、結果としては早く丁寧に対応する秘訣であることが分かりました。

そして、このような対応が最終的には、お客様の満足度やサービスレベルの向上にもつながるということが実践する中で分かりました。

几帳面な性格を活かし、筋道を立てた上で細かい点も丁寧に対応することで、御社の発展に貢献していきたいと考えております。

面接の際は、どのように試行錯誤して、几帳面な対応を行うことにより結果としてどの程度の効果があったのかということを具体的に伝えるように心がけましょう。

几帳面な人の特徴4つ

自己PRで几帳面をより効果的にアピールするには、几帳面な人の特徴とともに、几帳面という性格が他人に与える印象がどのようなものであるかを客観的に理解しておく必要があります。

1.物事の管理や準備をしっかりと行うことができる

几帳面な人は、物事の管理や準備をしっかりとします。例えば、几帳面な人の場合、一回も行ったことの無い場所で待ち合わせをする時に、全く調べずに行くということはほとんどありません。移動時間のみならず、待ち合わせ場所がどういう場所で、どこにどんな建物がある等の細かい情報まできちんと頭に入れておきます。そのため、待ち合わせの時間に遅れる、対応が納期に間に合わないということは滅多にありません。

不測の事態を避けるために時間ギリギリで行動することは避けますし、物事を予定通りに進めるためにしっかりと進捗管理を行うのも几帳面な人の特徴です。物事の管理や準備をしっかりと行うために、普段から身の周りを綺麗に整理整頓していることが多いです。綺麗に整理された場所や、やることの筋道が立っていることを好む傾向があります。

2.些細なことでもしっかりと対応する

普通の人が「こんな細かいことまでは対応しなくても誰も見ていないし、分からないだろう」と考えて手を抜いたり対応しないようなことでも、几帳面な人はしっかりと対応します。そういった細かいところまで対応すると、「手を抜かない人」や「細かい点まで真面目に対応する人」という印象を周りの人から持たれるため、信頼してもらえる可能性が高くなります。

3.大雑把に対応することが苦手

几帳面な人は細かいところまで気付いて対応する能力がある反面、上手に手を抜くことが苦手です。物事には、数よりも質を求められている場合もあれば、質よりも数を求められている場合もあるため、全てのことを完璧に行うことが必ずしも正しいというわけではありません。

場合によっては大雑把でもたくさんの作業を行う必要がある時があるのですが、几帳面な人はそういったことはあまり得意ではありません。大雑把に対応することができないということは、手を抜くことができないということにも繋がるため、几帳面な人の方が疲弊してしまうことがあります。

4.神経質になってしまいがち

大雑把な人から几帳面な人を見ると、「丁寧に作業していて偉い、凄い」という称賛になることが多くありますが、几帳面な人から大雑把な人を見た場合には、「大雑把に作業していて偉い、凄い」という称賛になることはまずありません。

むしろ、「どうしてこんなに雑なのか」や「手を抜いていることが許せない」というように、批判の気持ちや負の感情を持つことが多いです。そのため、几帳面な人はストレスが溜まりますし、几帳面では無い人からすると「口うるさい人」というような印象を持たれてしまうこともあります。

自己PRで几帳面さを伝える時は説得力があることが大事

自己PRにおいて、几帳面さをアピールすることは重要です。几帳面な人は、細かい部分にも注意を払い、ミスやミステイクを減らし、正確性や品質に優れた仕事をする傾向があります。そのため、几帳面さをアピールすることは、仕事において信頼性や品質を高めることができます。

単に「私は几帳面です」と言うだけでは、説得力に欠けます。そのため、自己PRで几帳面さをアピールする際には、具体的な事例を挙げることが重要です。例えば、過去のプロジェクトにおいて、几帳面に計画を立て、スケジュール管理や品質管理を徹底し、最終的に成功に導いたというような実績を挙げることで、自分が几帳面であることを説得力を持ってアピールすることができます。

さらに、几帳面さが仕事においてどのようなメリットをもたらすのか、自己PRの中で具体的に述べることも大切です。例えば、几帳面さが品質や生産性の向上につながることを説明したり、細かい部分に注意を払うことがミスやミステイクを減らし、時間やコストの節約に繋がることを示すことで、几帳面さをアピールする説得力を高めることができます。

総じて言えることは、自己PRで几帳面さをアピールする際には、具体的な事例やメリットを示し、自分が几帳面であることを説得力を持ってアピールすることが大切であるということです。