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志望動機の例文・新卒・転職・バイトで使える書き方手順

バイトや就活での志望動機ですが、ありきたりな事だとみんなと変わらないし、かといって細かく言って突っ込まれると返しに困るし…、とお悩みのあなた!志望動機を書くための手順と例文を教えます!アルバイトやパートでも使用できる志望動機の例文を紹介します。

志望動機を例文を参考に書いてみよう

就活やバイトの履歴書・面接に必ず必要なのが志望動機です。そんな志望動機ですが、本当にそこで働きたいという人以外はなかなか思い浮かばないと思います。なぜなら、そこでなくてもいいという気持ちがあるからです。本当に働きたい企業だったら思い浮かぶ志望動機も、そうでない企業に対しては当たり障りないことしか書けない人がたくさんいます。

実際、企業が何を重視して採用しているか分かりますか?人柄や経験もそうですが、一番は会社で働きたい意欲がある・熱意がある人を採用したいと思っている企業が大半です。それほど志望動機は重視される項目の一つになっています。

入社して絶対に働きたい!と熱意ある志望動機を書ければいいのですが、なかなか浮かばないと思います。そこで、志望動機を書くための手順と例文を教えます!手順から考えるもよし、例文を参考に書き換えるもよし!働きたい意欲・熱意がある志望動機を考えましょう!

1.まず志望動機は会社に入って何をやりたいのかを明確にする

まず志望動機を書くための手順ですが、会社に入って何をやりたいのかを明確にすることから始めます。ここが定まっていないと志望動機なんか書けません。なぜなら、企業は会社で働きたい意欲がある・熱意がある人を求めているからです。

会社に入ることがゴールではなく、会社に入って何をするかがスタート地点なのです。面接で「貴社に入って頑張りたいです!!」なんて言っても「何を頑張るの?」という返しで終了です。ここで、1つ例文を紹介します。

貴社の商品を広めたい

貴社の商品をいつも使用しております。貴社の商品のデザインや機能性などが好きでもっと多くの方々にも貴社の商品を使ってもらいたいと思い、販売の方でお力になりたいと思い志望させていただきました。

頑張るなどは簡単に言えますが、何を頑張るのか?何をやりたいのか?それを明確にしないといけません。例文では、何をやりたいか=貴社の商品を広めたい、という目標を掲げていることで入社後のやりたいことを明確に伝えられています。

2.なぜその仕事をやりたいのか志望動機に経験談を交えて書く

やりたいことを決めた後は、なぜそれがやりたいことなのかを説明できないといけません。先程の例文ですと、普段から商品を愛用していることで「もっと多くの人に素晴らしさを伝えたい!!」という風になります。「なんとなくやりたいから……」なんて人はいないと思いますが、経験談などを交えるとより相手に伝わりやすくなります

貴社の一員として働きたい

先日、ランチに伺った際、美味しい料理と質の高いサービスに感動し、貴社の一員として働きたいと思いました。また、いつの日か自分の店を持ちたいという夢の実現に向けて貴社での勤務を通して、調理・接客マナーを学びたいと思い志望しました。

美味しい料理と質の高いサービスに感動したキッカケがあって、御社で働きたいということに繋がっています。また、自分の店を持つ夢があるのでその感動した経験を学びたいという理由にもなっています。

3.なぜその会社でなければならないのかを書く

次になぜその会社でなければいけないかを考える必要があります。「同業他社でもいいんじゃない?」と言われた場合に答えられないと当然採用されません。なぜそんなことを聞いてくるのかですが、やはり本当に入社したいと思っているのかを確認するため、会社のことをちゃんと理解しているかの確認、この2つの理由です。

この場合は、まず会社選びの基準を示します。その基準の中で貴社が他社を上回っているという説明が出来れば問題ありません。

面接の志望動機の答え方NG例5つと正しい言い方

4.入社後にやりたいことを志望動機で伝える

最後に「入社後はどんなことをやっていきたいか?」そんな質問をされることも多いのですが、ここをしっかり考えておかないといけません。入社後にやりたいことを聞かれて「営業がやりたいです」、「経理を志望します」なんてトンチンカンな答え方はもってのほかです。

具体的な説明の仕方をしないと「入社後のビジョンが見えていないんだな」と思われてしまいます。その為にも入りたい会社の情報はしっかり押さえることが大事です。また、自分がやりたいことはその会社ではできない事が万が一あるかもしれませんので、注意が必要です。

入社後のビジョン

私が貴社を志望した理由は、若手社員でも責任ある仕事を任せていただける環境がある事です。HPを拝見し、若くしてプロジェクトのリーダーになり実績を上げている方がいました。入社後は早く業務を覚え、成果を挙げていきチームのリーダーとなって会社に貢献していきたいと思います。

転職の志望動機の書き方・魅力的に思われるポイント

志望動機で会社の好きなところを言うのは間違い

確かに、志望動機は自分がなぜその会社で働きたいと考えているかを伝えるためのものであり、そのためには会社の魅力や自分が共感できる価値観などを述べる必要があります。しかし、単に「会社の好きなところがあるから応募したい」という理由だけで応募することは適切ではありません。

その理由は、応募者が会社に入る目的が単に自分が好きな会社であるということだけであれば、長期的に見てその会社で働くことが本当に適切なのかどうかを十分に考えていない可能性があるからです。また、会社が求めている人材像や業務内容と自分の能力や志向性が合致しているかどうかを考慮せずに応募することは、自分自身や会社にとっても不利益になる可能性があります。

そのため、志望動機は自分がその会社で働くことによって自分自身や会社がどのような利益を得られるのか、具体的に示すことが重要です。例えば、自分のスキルや経験を活かして会社に貢献したい、会社が掲げるビジョンや価値観に共感しているため、その実現に向けて力を注ぎたい、などのように、自分自身や会社の成長に貢献することができるということを示す必要があります。

また、志望動機は応募する企業によっても異なるため、応募する企業に合わせて適切な内容を考える必要があります。その企業が求めている人材像やビジョン、文化などを理解し、自分自身がその企業にとって有益な存在であることを示すことが大切です。

以上のように、志望動機は自分自身や会社にとって有益な関係を築くことができるということを示す必要があります。自分が会社の好きなところを述べるだけでなく、自分自身の強みや貢献できる点を示し、それが会社にとってどのような価値を生み出すかを具体的に説明することが求められます。