パートの履歴書・志望動機の書き方とアピール方法
パート希望の主婦の皆さん、しっかりと履歴書の志望動機で自分自身をアピールできていますか。ここでは履歴書の志望動機の欄で書くと好印象を持ってもらえる書き方テクニックをご紹介します。家から近い、未経験者、特技など言い方を変えてアピールできる志望動機を解説します。
パートの志望動機はこうでなくっちゃ!履歴書でのアピール方法
パートを始める動機、それは人によって様々です。「家の家計を支えるため」、や「将来のための貯蓄」「空いた時間を埋めるため」、などパートの志望動機は人それぞれに違います。
しかし履歴書に自分自身の切なる思いを書き綴るのは注意が必要です。場合によってはネガティブな印象を相手に与えてしまい、採用に繋がらなくなってしまいます。
ここでは、パートを希望する主婦の方が雇用先に好印象を持ってもらえる履歴書の志望動機の書き方をご紹介します。
1.志望動機「貯蓄」の後には、特技をアピール
多くの主婦の方のパート志望動機が、「お金を貯めるため」です。これは決して恥ずかしいことではないので、正直に履歴書に記すことをおすすめします。子供の有無や勤務時間帯の制限などを考慮してもらえるためにも大切なことだからです。良い印象を持ってもらうために無理をして「いつでも働けます!」と履歴書に書いて採用されてしまうと、後々苦しくなるので自分が困るような嘘は書かないことが賢明です。
しかし志望動機が「貯蓄」の場合、ひとつ注意したいことがあります。それは「お金を貯めたい理由を事細かかく説明しない」ということです。もちろん「自分の置かれている状況を分かってもらいたい」という気持ちは分かります。しかしあまりにプライベートな話を履歴書に記すのは重い印象を与えてしまうので逆効果です。
そして志望動機を超現実的な「お金を貯めるため」と記した場合、プラスアルファで何か特技をピールすることをおすすめします。パート希望者の履歴書の志望動機欄に見慣れている採用担当者は、数ある「お金を貯めたい主婦」の中から何人かを選抜しなくてはいけません。
そんな時にキラッと光る特技が記されていると、「ありがちな動機」だけではない個性をアピールすることができるのです。履歴書に書けそうな資格やパートに活かせそうな経験がない場合は、自分の性格の長所を書いてもOKです。
2.志望動機「家から近い」は、言い方を変えて「好き」アピール
家庭との両立を視野に入れている主婦の方は、家からパート先が近くて便利なことも立派な志望動機のひとつになります。しかし履歴書に「志望動機は家から一番近かったからです」ではあまりに正直過ぎてしまい、場合によっては「採用したくないなあ」なんて思われてしまいかねません。
そんな時には「家から近い」を違う言い方にアレンジして、最終的には「志望動機は好きだからです」という印象を持ってもらえるように工夫しましょう。
「家から近い」ということは、「近所なのでよく利用する」ということです。「いつも家族揃って利用させて頂いているため、ぜひこちらのお店の一員となってお仕事をしたくなり応募致しました」とすれば「地元の常連客」という好印象を持ってもらえます。
いつも利用してくれている常連客であればお店の内容も知ってくれているので雇いやすいという利点もあります。
3.志望動機「未経験だけど興味がある」は、予備知識を披露する
前から興味があった仕事にパート募集があった場合、未経験だとアピール力に劣ると思っていませんか?!もちろん志望動機には、「昔から興味があり、未経験ではありますが応募致しました」と記すことができます。しかしこれだけでは確かに「未経験だから」という理由で採用されないかもしれません。
そこで「未経験」を採用に導くテクニックをご紹介します。それは「未経験の仕事への予備知識を披露する」ということです。採用する側もただの未経験者よりも、「未経験ではあるけれど仕事の内容を把握している/仕事についての予備知識はある」と感じる人に好感を抱くからです。
例えばデパートの宝飾品売り場のパートの場合、社交性と商品知識を活かしたプレゼン力が必要な仕事です。履歴書の志望動機欄には、「お店に来られるお客さんに最適なとっておきの一品を、趣味であるオシャレを活かして選んで差し上げたいです」と自分自身がこの仕事に向いているというアピールをしましょう。
またこの仕事に欠かせない社交性を協調したい場合は、「誰とでもすぐに打ち解けられる性格を活かして」と記すことで「接客業に向いている」という印象を持ってもらえます。
パートの履歴書はちょっとした工夫で好印象になる
不景気の中、パートでも希望する職場に採用してもらうためには、履歴書に少し工夫が必要です。特に、志望動機欄はパート応募者にとって最大のアピールポイントとなります。
バカ正直にありのままを書いてしまう人は少なくありませんが、履歴書を読む側の立場に立って、より魅力的な志望動機を書くことが求められます。そのため、少し言い回しをアレンジすることで、履歴書を読んだ人が「この人を採用したい!」と思うような志望動機を書きましょう。
このような工夫は、パート採用してもらえる大きなきっかけとなります。つまり、パートの履歴書には、自分にしかない魅力をアピールすることが重要となります。