履歴書に趣味を書く時は応募する会社によって変えるといい
履歴書に書く時に困るのは趣味や特技の欄です。特に趣味は何を書いて良いのか解らない方がほとんどかもしれません。就職試験を受ける会社に無関係な趣味でも良いのか、自分の趣味を素直に書いて良いのか、迷うことでしょう。
結論から言うと、就職試験を受ける会社によって自分の趣味を言い換えましょう。そうすることで嘘をつく事なく履歴書に書く事ができます。趣味の言い換え方で自己PRにする方法を紹介します。
1.趣味は「ゲーム」の書き方例文
ゲームが趣味の方は多いです。今はスマートフォンやタブレットで通勤時間や通学時間など暇な時間を潰す目的でゲームをしている人も増えています。一昔前までゲームをする割合は男性が多かったのですが、今ではゲームが趣味という女性も増加しています。
ゲームやアニメやマンガ関連などの就職試験であれば、ゲームが趣味と履歴書に書くのは効果的です。関連性のない会社の就職試験を受ける場合は、考え方や書き方を変えると好印象を与えられるでしょう。
ゲームが趣味の場合の履歴書の書き方例
趣味のゲームを通して論理的思考や創造性を身につけることができました。普通の生活では体験できない経験がゲームの中にはあるので、友人や家族とのコミュニケーションにも役立っています。
ゲームが趣味の方はインドアなイメージが強く就職試験の場ではあまりインパクトがありません。しかしゲームを通して学んだことを具体的に書くと面接官は良いイメージを持ちます。
ゲームは思考力が必要です。時には複雑な操作をすることや、パズル要素が強いものもあります。考える力を身につけたことをアピールすると良いでしょう。
2.趣味は「ドライブ」の書き方例文
車関係の就職試験では趣味がドライブというと非常に強みになります。ドライブは男女共通の趣味として広く認知されているので面接官にも良いイメージを与えられます。
ドライブが趣味の場合の履歴書の書き方例
ドライブで知らない場所を見て回るのが趣味です。ドライブをする事により気分がスッキリするのでストレス耐性もあります。ドライブの予定を立てるのも好きなので仕事の段取りに活かすことができます。
就職すると知らない間にストレスが蓄積されます。ストレスを発散させる術を持っている事は充分なアピールポイントになります。趣味の計画は、仕事の計画と通じることがあります。上手く繋げ自己PRをしましょう。
3.趣味は「旅行」の書き方例文
旅行は女性に多い趣味です。平凡ですが万人に好印象な趣味と言えます。このまま言うのではインパクトがたりません。そのため旅行を通じて学んだことや、少しひねりの聞いた旅行方法などを書くと面接官の興味をひくことができます。
旅行が趣味の場合の履歴書の書き方例
旅行が趣味で日本の世界遺産をめぐることが目標です。少しの空いた時間でも足を伸ばすので、この行動力を御社に活かすことができると思います。旅行先でも現地の方と話すのも楽しみの一つです。
旅行を通じて行動力や社交性をアピールしましょう。旅行のみの記載だとありきたりなので、何故旅行するのか、その目的を書くとより効果的でしょう。新しい感性や価値観の変化などをアピールするのも面接官には好印象です。
4.趣味は「パソコン」の書き方例文
パソコンが趣味の方は普段何をしているのか、何ができるのかを具体的に書くと面接官にアピールできます。
パソコンが趣味の場合の履歴書の書き方例
プログラミングが趣味です。1年ほど続けており独学で技術を習得しました。設計して開発する段階や、その結果思い通りの動きをするのが楽しく感じます。次は違う動作に必要な言語の習得を目指し勉強中です。
IT系の技術職であればパソコンが趣味なだけでも評価は高くなります。例で上げたプログラミングなどは面接官に特に好印象でしょう。
またパソコンとあまり関連性のない職種でもパソコンに詳しいのはメリットとして捉えてくれるケースが多々あります。例えば事務職の募集の場合は、会社の事務の方がパソコンに疎いケースがあります。その場合はパソコンが使えるだけでも重宝される可能性があります。様々な場面で評価の高い趣味なので就職試験を受ける企業によって言い方を変えてみましょう。
5.趣味は「カラオケ」の書き方例文
カラオケも履歴書に書ける趣味です。カラオケが趣味の方は社交性が高くコミュニケーション力も高いと印象付けることができます。元気が良く社交性の高い趣味、ストレスの自己管理も出来ると面接官にも好印象をあたえられるでしょう。
カラオケが趣味の場合の履歴書の書き方例
友人とカラオケに行き思い切り歌うのが趣味です。ストレスの発散や最新のトレンドを吸収できるのでとても良い刺激になります。
カラオケは遊びに近いため履歴書に書くのに悩むことがありますが、立派な趣味と言えます。面接官は趣味の欄から人間性を見ています。その人の趣味がわかると、人間性や思考も見えてきます。友人が多く社交性があることをアピールすることでフレッシュな印象を与えることができます。
6.趣味は「料理」の書き方例文
料理も趣味の項目に書かれることが多い趣味です。どのような料理を作り、工夫するのか、料理を通して学んだことをどのように活かせるのか記載するのがポイントです。
料理が趣味の場合の履歴書の書き方例
料理が趣味で週末には友人や家族に振舞っています。様々なアレンジを駆使した創作料理が得意なので、料理を通して学んだアイディアや独創性は御社のデザインにも活かせると思います。
料理は手先の器用さやアイディアが重要な趣味です。レシピ通りの料理をする正確さも試されるので印象の良い趣味として人気があります。しかし料理が出来るといってもピンキリなので面接官に突っ込まれると困る人もいるでしょう。
また趣味の項目から雑談をすることでコミュニケーション力を計ることもあるのであまり誇張せずに書きましょう。
料理を趣味と書くときのポイントは一つの得意料理にフォーカスを当てること。「得意料理はフランス料理」などと書くと確実に面接官に突っ込まれます。「得意料理は煮込みハンバーグ」などと書くと幅が狭いので突っ込まれても返答に困ることはないでしょう。
履歴書の趣味欄は趣味を通して学んだことを書く
履歴書の趣味欄に書く趣味は、奇抜なことを書く必要はありません。重要なのは、ありきたりの趣味でも、その趣味を通じて学んだことをどのように会社に活かせるかを示すことです。
ギャンブルなどの趣味は一般的に書くべきではないとされていますが、書き方によっては印象の良い趣味として扱われることもあります。履歴書の趣味欄はオリジナリティよりも、自分の思考の柔軟性や多様性を示すことが求められます。
例えば、スポーツや音楽、読書など一般的な趣味でも、その中で得た知識や技術を会社の業務に活かせる場合は、積極的にアピールすることができます。趣味の項目は、自己PRの重要な要素のひとつとなるため、しっかりと書き込むようにしましょう。