バイト履歴書の写真と学歴・職歴の書き方
ここではバイト履歴書の書き方について説明します。履歴書には志望動機や自己RR欄、免許・資格欄などを書く欄がありますが、今回は「写真」と「学歴」「職歴」欄の書き方について紹介します。これからバイトの履歴書を書く人は参考にしてください。
バイトの履歴書で重要な項目の学歴・職歴・証明写真について解説
バイトを始める時、必ず書かなくてはいけないのが履歴書です。履歴書は面接の次に重要なものです。なるべく丁寧に書きましょう。履歴書の書き方のうち、学歴、職歴、写真の3点について詳しく説明します。まず始めに履歴書を書く前の注意点を解説します。
バイトの履歴書を書く前の注意点
バイト履歴書の書き方にはいくつか決まりがあります。
履歴書を書く前の注意点
・鉛筆や色ペンで書くのはNG。必ず黒のボールペンもしくは黒の細ペンで書きましょう。
・虚偽の内容を書いてはいけません。事実のみを書いてください。
・修正液や二重線で修正したものはNGです。間違えた場合は最初から書き直しましょう。
・書いた履歴書をコピーして使いまわす行為もNGです。履歴書はその都度書くこと。
バイトの履歴書に貼る証明写真は意欲と熱意を伝える大切な要素
写真はあなたを印象付ける大事なものです。顔のつくりの良し悪しは関係なく、社会的マナーや常識が備わっているか、意欲や熱意があるかを伝えることなのです。
証明写真は上半身を撮影、服装は面接時と同じ服装
正面から撮影した2.4×3センチ、もしくは3×4センチの上半身が写っている写真を貼りましょう。当たり前ですがプリクラやスナップ写真のようなものは絶対にNGです。即落とされます。服装はできるだけ面接時と同じものを着て写りましょう。面接にスーツで行く予定ならスーツで写る必要があります。高校生であれば、制服でも良いでしょう。
帽子やサングラスなど顔が隠れるものを着用するのはNGです。アクセサリー類も外しておいたほうが無難です。普段から眼鏡を掛けていて面接も眼鏡で受けるつもりの人は写真も眼鏡を掛けているものが良いでしょう。
証明写真の表情の作り方は爽やかで誠実そうなイメージを心がける
表情ですが真面目な表情をしすぎて暗くなりすぎるのも問題ですし、かといってバカ笑いしているような表情も相手に悪い印象を与えてしまいます。ベストなのは顎を引き、口を閉じて左右の口角を少しだけ上げて笑顔を作ります。
このとき笑いすぎないのがポイントです。目も少し大きく開いて真っ直ぐにカメラを見つめます。爽やかで誠実そうな印象をつくりましょう。女性であれば、必ずメイクをしましょう。ノーメイクや、逆に厚化粧をするのもNGです。
マスカラの二度塗りやつけまつげもやめましょう。派手すぎず、綺麗に見えるナチュラルメイクがベストです。前髪で顔が隠れていると暗い印象に見られてしまいますので女性であれば横に流す、男性であれば上に上げるなどして顔を隠さないようにしましょう。写真の写り方は姿勢も大事になってきます。真っ直ぐ背筋を伸ばして猫背にならないように注意しましょう。
バイトの履歴書の学歴欄と職歴欄は丁寧な字を心がける
では学歴と職歴を書きましょう。書く時は丁寧で読みやすい字を心がけてください。綺麗な字でなくとも丁寧に書く事が大切です。丁寧な字はバイトをしたいという熱意や意欲も伝わるので、ゆっくり間違いなく書き上げましょう。
もし書き間違えた場合には、修正液や二重線は使わず、最初から書き直します。少し面倒ですが、履歴書はバイトをする上で面接官が合否を決める重要な書類なので、面接官の心象を少しでもよくすることがポイントです。
バイトの履歴書の学歴と職歴の書き方
バイトの履歴書の学歴と職歴の書き方ですが、いくつか間違いやすい点があるので注意しましょう。
学歴と職歴を書くときのポイント
・最初の一行目の中央に「学歴」と書く。次の行に小学校卒業から順に書いていく。
・小学校、中学校までは卒業年月のみを記入する。
・高校以降は入学年月と卒業年月両方書く。
・高校は略さずに「高等学校」と記すこと。
・「同校卒業」や「〃」などの記号は使用せず、公立か私立かが分かるように学校名は正式名称を書くこと。
・高校、専門学校、大学は、学部、学科、専攻名まで忘れずに。
・在学中の場合は学校名の後ろに在学中と記すこと。
・入学、卒業年は西暦でも元号でもどちらでも構わないが、書き方は統一すること。
・学歴が書き終わったら、一行空けて、中央に「職歴」と書く。
・開始年月・退職年月ともに書くのが一般的。
・特に職歴がなければ、右寄せで「なし」と記入すること。
・最後に「以上」と右端に書く。
バイトの履歴書の学歴と職歴の書き方の具体的な例
ポイントを参考にして書いてみると以下のようになります。
職歴がない場合はこのように記入します。
バイトの履歴書はあなたをアピールするためのもの
履歴書は、自己アピールするための重要なツールです。写真は履歴書の「顔」であり、学歴は過去の学びを、職歴は経験を表します。特に、アルバイト経験は面接で有利になる可能性があるため、積極的に記載しましょう。
履歴書を書く際に大切なのは、見やすく丁寧に書くことです。読みやすい履歴書は好印象を与えます。以上のポイントに注意しながら、自分自身をアピールするバイトの履歴書を書いてみましょう。