在職中に転職を成功させる為には履歴書の書き方が大事
在職中で転職活動をする場合の履歴書の書き方を紹介します。在職中の場合、企業との連絡が取りづらいこともありますが、本人希望欄に対応できる連絡方法を記載する事で応募した企業も協力的になってくれるでしょう。
現在の仕事を辞めてから転職活動をするのはなにかと心配なので、在職中に採用を貰うのに越したことはありません。在職中の履歴書の書き方を知って転職活動を成功させましょう。
履歴書の職歴欄には「現在在職中」という一文を追加する
在職中の履歴書の書き方はどうすれば良いのでしょうか。書き方は在職中と明記すると良いだけなのですぐに覚える事ができるでしょう。
- 平成○○年 ○月 株式会社○○ 入社
ここまでは通常の履歴書の書き方と一緒で、その後に現在在職中と記載します。一身上の都合でも会社都合でもないので書き間違いには注意しましょう。
- 平成○○年 ○月 株式会社○○ 入社 現在在職中
このように履歴書に記載すると面接官にもうまく伝える事ができます。在職中だからと言って印象が悪くなることはないので心配はいりません。
履歴書の職歴欄に一行で「在職中」まで書ききれなかった場合は下の欄に記載する
また、学歴・職歴欄に書く時に一行で収まらない場合があります。その場合は下の欄に改行し左寄せで、現在に至る、と記載しましょう。
- 平成○○年 ○月 株式会社○○ 入社
現在に至る
このように記載するのが、在職中の方が転職する際に履歴書に書く正しい記載方法になります。いずれの方法も正しいので履歴書の雰囲気や自分の好み、会社名の長さで選択して良いでしょう。
履歴書の本人希望欄には勤務開始日と連絡方法を記載する
在職中で転職活動をする際、企業との連絡方法で困る場合があります。仕事中に連絡があっても電話に出る事ができない方が殆どでしょう。
このような場合企業にお願いをして、電話連絡はお昼休みの時間帯、その他の連絡はメールで取り合う、など事前に連絡方法を確認する必要があります。
履歴書には連絡方法の項目はないので、本人希望欄に連絡方法を記載します。記載する際は詳細に書く事で、企業とのすれ違いを防ぐ事ができます。
また、本人希望欄には勤務開始可能日を忘れずに書きましょう。これを書かなければ、企業が入社の準備をする事ができません。
履歴書の本人希望欄には
- 勤務開始可能日
- 退職予定日
- 在職中の連絡方法
この3つの項目を必ず記載しましょう。
学歴・職歴欄に「現在在職中」と記載している場合は面接の場でも必ず聞かれることですが、あらかじめ本人希望欄に書く事で面接官の書き忘れや聞き忘れを防ぐことができます。一度文字にして書く事で面接の場で質問されたときでも余裕を持って答える事もできるでしょう。
履歴書の本人希望欄の連絡方法は出来るだけ詳細に書く
では本人希望欄にはどのように書けば良いのでしょうか。記載する項目は、勤務開始日と勤務中の連絡方法です。在職中の仕事を退職する場合は、勤務先の退職予定日も一緒に書きます。面接官に自分の状況を把握してもらうのが重要なので、出来るだけわかりやすく具体的に書きましょう。
在職中で転職活動をする時の本人希望欄の書き方
勤務開始可能日:○月○日
現在の勤務先の退職予定日:△月△日
現在の勤務中の連絡方法:×曜日、××時~××時の時間内で対応可能。
このように記載する事で企業との連絡をスムーズに取る事ができるでしょう。書く時の注意ですが、連絡方法は必ず具体的に書いてください。曖昧な時間を記載すると、企業も連絡に困る場合があります。また記載している時間にもかかわらず、連絡がとれないと信用が下がる可能性もあります。
在職中の職場がシフト勤務の方、アルバイトやパートなどを掛け持ちしている方は、今の自分の状況を詳細に書くと面接官により伝わり易くります。書き方が解らない場合は概要だけ書いて、後は面接で直接話すようにすると良いでしょう。
在職中の転職で書く履歴書は本人希望欄を上手く使おう
在職中の転職活動では、時間の制約がありますので、履歴書の作成においても効率的な方法を考える必要があります。その中で、本人希望欄を上手に活用することが重要です。
本人希望欄を上手に使うことで、自分自身に合った履歴書を作成することができます。ただし、全ての要望が叶うとは限りませんが、希望を書かないよりは書いた方が良いです。
転職先の候補が複数ある場合は、可能な限りメールや面接で直接対応する方法も検討してください。履歴書だけでは伝えきれないことは、面接の場で積極的に交渉することも重要です。
在職中の転職活動は時間と労力が必要ですが、履歴書の書き方を工夫することで、効率的に企業と連絡を取り合うことができるでしょう。転職成功への道をスムーズに進めるために、細心の注意を払いましょう。