履歴書への学歴の書き方・学生がバイトする際に知っておくべきこと

学生向けの履歴書の学歴欄の書き方を紹介します。バイトしようとしている高校生や大学生の方は学歴の書き方に迷うこともあるでしょう。在学中や卒業見込みなど学生の方は学歴を書くときのルールがあります。バイト応募時の履歴書の学歴の書き方についてご説明します。

履歴書への学歴の書き方・学生がバイトする際に知っておくべきこと

履歴書の学歴をちゃんと書いて学生バイトをしよう

趣味や友達付き合いを楽しんでいる学生の皆さん「もっとお金があったらな」と思うことってありますよね。かといって親にお小遣いが欲しいと言いにくい人も多いのではないでしょうか。

自分で使うお金は自分で稼ぐのが一番!この機会にバイトに挑戦してみませんか?お金も稼げて社会勉強にもなり一石二鳥です。ここではバイトに応募する学生の皆さんに向けて、履歴書の基礎知識や学歴の書き方をご紹介します。

履歴書の学歴の書き方ポイント

学歴は小学校卒業から書き始めます。小、中学校なら「○○市立○○小学校」高校なら「○○県立○○高等学校」というように、学校名を省略せずに正しく書きましょう。書き方の例をご紹介します。

アルバイト先について考えている男性

  • 一行目の真ん中に「学歴」と書く。
  • 小学校を卒業した年と月、学校名を書く。
  • 中学校を卒業した年と月、学校名を書く。
  • 高校に入学した年と月、学校名を略さずに書く。
  • 高校を卒業した年と月、学校名を書く。
  • 同じように大学や大学院などの入学と卒業を書く。まだ卒業していない場合は「○○大学文学部 在学中」と書く。
  • 一行あけて、中央に「職歴」と書く。
  • バイトの経験があれば学歴と同じように入社時期、退職時期、勤め先の名前を書く。
  • 働いた経験がなければ「なし」と書く。
  • 最後に右寄せで「以上」と書く。

「学歴」「職歴」「以上」という言葉を書き忘れることが多いので気を付けてください。

大学浪人して予備校に通った人は、学歴に書くべきか悩むかもしれませんね。浪人したことは履歴書に書かなくても大丈夫です。予備校は高校や大学のように正式な教育機関ではないので書く必要はありません。

履歴書に空白の期間があるといけないと言われますが、学生時代の空白期間はそれほど問題とならないようです。何をしていたのか聞かれたら、大学浪人していたと答えれば大丈夫でしょう。

バイト履歴書の写真と学歴・職歴の書き方

そもそも履歴書って何?基本をチェックしよう

学生さんだと「履歴書を初めて書く」という方も多いと思います。学歴についてご紹介する前に履歴書とは何かを確認するところから始めましょう。履歴書の準備から基礎知識をご紹介します。

履歴書を知らない男性

市販の履歴書を用意しよう

履歴書は手書きでもパソコン作成でも良いのですが、手書きの方がより丁寧な印象を与えます。学生のバイト応募では書くこともそれほど多くないので手書きで作成してみましょう。まず市販の履歴書用紙と封筒を購入します。文房具店やコンビニなどで売っているものを使えば十分です。

履歴書用の筆記用具を準備しよう

市販のボールペンで大丈夫です。書きやすくてインクがかすれないものを選びましょう。インクの色は黒で、はっきりした発色のものがおすすめです。太さは0.5mmか0.7mm、自分の筆圧に合った太さを選びましょう。

消えるボールペンは使ってはいけません。大事な書類に使うのはふさわしくないですし、熱で消えるインクなので車の中など高温にさらされると消えてしまうためです。

履歴書に書くことを確認しよう

購入した履歴書を見てみましょう。以下のような項目が設けられていると思います。

  • 氏名・住所・電話番号
  • 学歴・職歴
  • 資格
  • 趣味・特技
  • 志望理由
  • 仕事についての本人希望

この他に証明写真を貼りつける欄や提出する日の日付を各欄があります。履歴書の写真がそのままバイトの名札に使われたりすることもあるので、きちんとした服装で撮影することをおすすめします。

履歴書の学歴はいつから?応募種別による書き方

履歴書の書き方ルールについて知ろう

履歴書は就職を決める時の参考となる大事な資料ですから、書く時に絶対守らなければならないルールがあります。学生バイトに応募する時、特に気を付けて欲しいことを3つご紹介します。

学生に履歴書の書き方を教える学校の男性

履歴書は丁寧に仕上げること

字に自信がなくても丁寧に書くことを心がけましょう。会社側は責任を持って働いてくれるバイトスタッフを求めています。

履歴書の字や書き方を見ればどのような人物なのか大体分かります。読みやすい履歴書を提出した人なら「しっかり仕事をしてくれそう」と良い評価ですし、下書きの跡が残った履歴書であれば「最後のつめが甘い人物」と悪く評価されてしまうでしょう。仕上がった履歴書を見返してミスがないかチェックしてから提出しましょう。

嘘の経歴を書いてはいけない

年齢や学校名をごまかすなど、嘘の経歴を書いてはいけません。本人が軽い気持ちで書いたとしても学校や採用した会社にも迷惑がかかってしまいます。

修正液を使って書き間違いを訂正してはいけない

書き間違えたところを修正液で消してはいけません。見た目が汚いですし、本当に本人が直したものかが確認できないためです。

履歴書は正式な書類ですから間違えないように書くのが基本です。間違いの訂正は二重線で消して印鑑を押す方法がありますが、時間があるなら最初から書き直した方が見た目もいいです。面倒でも下書きをして清書するのが良いでしょう。

履歴書の正しい訂正方法・間違えた時にやってはいけない訂正の仕方

下書きをするなら行の上に小さく書くのがおすすめです。清書のボールペンと重ならないので、下書きを消すときにインクをこすることがありません。

履歴書の学歴に書く「在学中」と「卒業見込み」の使い分け

バイトの履歴書の学歴を書く時はルールに沿って学歴を書こう

バイトの履歴書を書く際には、学歴を正確に書くことが重要です。学歴は、大学、短大、専門学校、高校、中学校、小学校の順に書きます。また、入学年月と卒業年月を明確に記載し、学校名や学部・学科名、卒業資格なども必ず書きましょう。

ただし、高校卒業程度の学歴であれば、省略することもできます。また、大学や専門学校を中退した場合は、中退したことも正直に記載することが望ましいです。

履歴書を書く際には、フォーマットに沿って書くことも大切です。履歴書には、必要事項を書くための枠やスペースが設けられている場合がありますので、それに沿って書くようにしましょう。また、文字の大きさやフォント、行間なども統一して、見やすい履歴書を作るように心がけましょう。

最後に、履歴書を書く際には、自分自身のアピールポイントを明確にすることも重要です。アルバイトに応募する場合でも、自分がどのようなスキルや経験を持っているかをアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることができます。