資格は就職する為の決定打!
面接官が数ある応募者から採用者を選考する基準はどこでしょうか。自己PRや面接の対応を見るのはもちろんですが、同じ条件であるならば応募者の持っている資格で採用を決める面接官もいるでしょう。就職に強い資格を紹介!
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーはお金のスペシャリストです。 老後や貯蓄など将来のお金について不安な方が増えている世の中なので、資格の需要は年々増加傾向にある人気の資格です。
特に金融系や保険系の企業では大変重宝される資格で自身のキャリア形成に無くてはならない必須資格となっています。 また独立開業にも強い資格なので取得すると就職後の先まで見据えた人生プランを立てる事ができるでしょう。
ファイナンシャルプランナー1級の合格率は10%前後で難関試験と言われていますが、2級では30%、3級では66%の合格率なので、1級を目指さなければさほど難しい試験ではありません。ファイナンシャルプランナーは就職にも家庭にも意味のあるマルチな資格と言えそうです。
日商簿記
会社の事務関係に通じる資格で、企業によっては応募要項に簿記の資格が必要と明記されている場合もあります。 特に事務系の職種では必須と言ってもよい資格なので、日商簿記の資格を持っているのと持っていないのでは明確に採用の合否に関わってきます。
また日商簿記は日常生活にも大変便利な資格なので主婦の方にも人気の資格となっています。 合格率は、3級が約38%、2級が30%とそれほどハードルは高くありません。 しかし1級の合格率は10%で難関試験の一つとされているので、取得するには一筋縄ではいきません。
日商簿記は商業系の高校でも取得を目指しているケースがあるので、取得者が比較的多い資格ですが、事務系の求人数が多い為就職に有利な資格であると言えるでしょう。
TOEIC
TOEICとは国際コミュニケーション英語能力テストの略語で、英語を使用したコミュニケーション能力を検定する試験です。
近年英語はビジネスシーンにおいては必須という風潮になっています。国内の企業も社内は全て英語を使用、という企業もあるほどです。 特に大企業や旅行業界ではこのTOEICの結果を重要視する場合が多いので一度受験すると良いでしょう。TOEICは今後の就職活動においては非常に重要になる資格になる事は間違いありません。
社会保険労務士
社会保険労務士とは社会保険や人事など労務についてのプロフェッショナルで独立開業も可能な専門性のある資格です。
難関資格なのですが年々受験者が増加傾向にある非常に人気のある資格となっています。 年金のスペシャリストなので年々需要も高まっている今最も注目されている資格の一つです。
社会保険労務士の合格率は8%前後で、取得難易度が高い為しっかり勉強し対策して試験に備えなければなりません。
この資格は企業にとってメリットの多い資格なので中途採用などでは面接官にインパクトを与える事ができるでしょう。
中小企業診断士
中小企業診断士とは中小企業の経営や助言、診断をするコンサルタントの資格です。 取得難易度が高くこの資格のもつアドバンテージは非常に高いと言えます。
試験は1次試験と2次試験に分かれており、1次試験の合格率は15%から20%程度、2次試験は10%から20%程度で、総合した合格率は4%前後となっています。
取得者が少ない為、需要が上回っている資格で再就職の際この資格があると会社の中核を担う人材として採用されるでしょう。
宅地建物取引主任者
就職に有利な事で有名な人気の資格です。 不動産関係で就職を考えている方には必須とも言える資格で、この資格の有無で給与に差がでる程重宝されます。
この資格の有利な所は不動産を扱う会社では必ず一人資格取得者を配置する事が義務づけられている事で、高齢化社会において益々需要が高まる事が予想されています。
合格率は15%前後で取得難易度は若干高めですが、逆にとらえると資格取得までの努力がしっかり反映されるとてもやりがいのある資格と言えるでしょう。
こちらも求人段階で必須と記載されている企業があるので就職にはとても有利な資格となっています。
調剤薬局事務
近年人気の出てきた資格で、学習の範囲が狭く比較的取得が楽というのが人気に拍車をかけています。
仕事内容は調剤薬局の受付や事務仕事でパートやアルバイトの求人も多く見られます。 安定した求人数があり、働き方も自由が利く職場が多いので主婦の方や育児をしている女性にも人気の資格となっています。
合格率は50%から70%ほどなので時間の無い方や転職を考えている方にもおすすめできる資格です。
これから需要が増える事が予想される為、これからも就職に有利な資格として人気がでるでしょう。