貯金できない人に共通する5つの特徴
貯金できない人はどのような問題を抱えているのでしょうか。解説する特徴に当てはまる方は注意が必要です。特徴ごとに貯金をする方法を紹介するので、早めに改善することで将来が明るくなるでしょう。男性や女性に限らない貯金ができない特徴を解説します。
貯金できない人の特徴
貯金できない人には、共通する特徴があります。男性や女性などの性別は、関係ありません。そして、年代も関係ありません。では、どこに共通点があるのでしょうか。それは性格や考え方です。
ここでは、貯金できない人の特徴を紹介します。該当する方は注意してください。注意をした上で自覚すると貯金ができない性格を直すことができるでしょう。
1.お金の大切さが分らない人は貯金できない
お金を大事だと思っていない人は、貯金ができません。それは当然のことでしょう。働けばお金が手に入る、じゃあお金が無くなったらまた働けばいいや、と思っています。このようにお金を大切に思わない方は、給料日にお金を全て使ってしまうこともあります。
貯金できない人の場合、貯金するという考え方自体も無いため、宵越しの金は持たない精神で生活をしています。お金を大切だと思わないのには理由があり、このような人は年収が高く単身者である傾向があります。そのため、貯金はないものの、お金はある人が多いです。
このような特徴の方は、考え方を変えるだけですぐに貯金額を増やすことができます。将来を考えること、自分中心の生活を改めることが貯金をするポイントとなります。
2.面倒くさがりは貯金できない
面倒くさがりの人は貯金ができません。それは、「節約するくらいならお金を払えばいいや」と考えているからです。例えば、買い物は全て近所のコンビニで済ませていては、お金は当然たまりません。少し足を伸ばしてスーパーや量販店で購入すると、食費や雑費が大幅に節約できます。
面倒くさがりの人は、会社やプライベートの飲み会の帰りも駅まで歩くのが面倒で、ついついタクシーを使ってしまいます。タクシー代は余計なお金なので、面倒がらずに歩くとタクシー代を丸々節約することができます。
とにかく面倒なことが嫌いなため、貯金できないということになります。
しかし、このような方は今まで節約を意識していなかったため一度節約を覚えると、倹約家になるという特徴もあります。経験したことのない節約を経験すると、お金が溜まるのが楽しく感じます。そのため、節約した途端にハマってしまいます。面倒くさがりの方は、節約を覚えることで貯金することができます。
3.借金癖がある人は貯金できない
借金をする方は、貯金ができません。貯金がないから借金をすると言う考えもあるのですが、そうではなく借金が癖になっているのです。借金が癖になると、貯金がなくても大丈夫と感じます。結婚はおろか、老後についても全く関心がありません。
「お金が無くなったら借金をすればいいや」と言う考えは、簡単には取り除けません。借金を返すために借金をすることの繰り返しで、貯金どころではないのが現実です。借金癖を直すには一度債務整理をし、お金を借りられない状態にします。その上でお金を渡さないこと、お金の管理をさせないことです。
そこから初めて貯金する大切さが理解できます。このような特徴の方が貯金ができないのは、自業自得と言えるでしょう。お金がなくなると、つい借金で生活費をまかなってしまう方は要注意です。
4.時間にルーズな人は貯金できない
時間にルーズな人は、貯金ができません。何故かというと、自制が利かないからです。自制が利かなければ、お金のある限り好きなものを買うなど、貯金よりも自分の欲しいものを優先してしまうからです。
貯金ができない人と時間を守れない人は全く別なようですが、「自制できない」という共通点があるのです。しかし時間にルーズな方は事前に行動すれば何とかなるのですが、貯金できない人は少し厄介です。
まずは、自分の欲しいものを良く考えます。本当に必要なのか、今あるもので代用できないのか、熟慮した結果購入するかしないかを決めると、自然とムダ使いがなくなるでしょう。こうしたムダ使いを少しずつ減らして余剰金額を貯金に回すと、無理せず貯金額を増やすことができます。
5.流行に敏感な人は貯金できない
流行に敏感な人は、貯金ができません。これは女性に多いと思いがちですが、男性にも当てはまります。服装やバッグなどは流行を追いかけると、キリがありません。給料もすぐに底をつくでしょう。流行を追いかけるあまり、借金までして購入する方もいるほどです。
中には流行を追いかけなければ、友人達と合わせられない方もいるでしょう。「自分では将来のために貯金をしたいのに、流行の服でなければ外を歩けない」などと強迫観念に襲われる方もいるのではないでしょうか。
このような方が貯金をするには、貯金用の口座を作ることをおすすめします。そして給料が支払われた当日に、すぐ貯金用の口座に振り込みます。そうすることによって、今月使って良い金額をコントロールします。貯金用の口座に振り込んだ金額は自分のものではない!と思い込みましょう。
貯金できない人の特徴から学ぶことはたくさんある
このように、貯金できない人には共通の特徴があります。しかしその特徴を理解して改善したい、その気持ちがあれば貯金できる人になるのも充分可能です。貯金ができずに悩んでいる方は、まず収入・支出の現状の把握をしましょう。
収入と支出の現状把握に役立つアイテムが、家計簿です。買い物したときのレシートをとっておいて、家計簿をつけます。そうすると、支出を把握することができます。現状の把握をできれば、何に無駄使いしているかなどが明確に分ります。そこを少しずつ改善していくことが、貯金をするポイントです。貯金できない人は、自分の将来のために貯金をすることの大切さを確認しましょう。