面接に必ず持って行きたい持ち物を事前にチェック!
就職活動において重要な自己アピールの場ともいえる「面接」。そんな大切な時に忘れ物があっては、後々悔やんでも悔やみきれません。面接に必要な持ち物が揃っているということは、面接の成功の重要な鍵を握ります。そのため当日の朝に慌てたり、面接会場でパニックになったりしないように準備が必要なのです。
できれば、前日に必要な持ち物が揃っているかチェックしておきたいもの。どんな持ち物が必要なのか、ここで紹介する持ち物リストを参考に揃えましょう。
面接の持ち物1.履歴書・エントリーシートのコピー
面接では、履歴書とエントリーシートから面接の質問が出されることから、記入した内容と答える内容が矛盾しないように、待機時間などに目を通しておく必要があります。そのため、履歴書やエントリーシートが手元にあるとかなり心強いでしょう。
履歴書やエントリーシートのような企業に提出する書類は、忘れずにコピーをとる習慣をつけておく必要があります。紛失しないようファイリングしておき、面接の当日はクリアファイルに入れて持ち歩きましょう。
面接の持ち物2.企業のパンフレット・その他の資料
説明会などで入手した企業のパンフレットも、面接前に再度目を通しておくべき資料です。「当然ご存知ですよね?」と面接官に聞かれた時にも慌てずに済むように、基本的な企業情報をしっかり頭に入れておきましょう。
また、独自に集めた企業についての資料も、必ず一緒に持っていきましょう。特に、複数の企業の面接を受ける人は、頭の中で企業の情報が混乱してしまうことがあります。緊張のせいで頭が真っ白になってしまってもすぐに解決できるように、その場で企業情報を再確認しておくことが必要です。
面接の持ち物3.筆記用具・スケジュール帳
いくら面接とはいえ、入社試験を受ける以上は筆記用具の持参は必須だといえます。名前の記入やメモを取ることもあるので、ボールペン・シャープペンシル・消しゴムは最低限持っていきましょう。筆記用具はカバンの中でバラバラにならないよう、ペンケースに入れておくことをおすすめします。
また、今後の予定の確認やメモのためにスケジュール帳はマストアイテムだといえます。さらに、面接で感じたことや、反省点、忘れずに書き留めておきたいことがあれば、面接の直後にスケジュール帳にメモをしておいて今後の面接に活かすと良いでしょう。
面接の持ち物4.印鑑
一般的に交通費が支給される場合に、印鑑が必要です。それ以外にも、履歴書や職務経歴書などの個人情報の取り扱いについての書類に捺印を求められることがあります。中には内定を取り付けるための念書に押印を求める企業があることから、気になる場合は事前に用途を確認しておくとよいでしょう。
持参する印鑑は、インク内蔵型のスタンプ印ではなく一般的なタイプがのぞましいでしょう。もし、持っていないという人は、それほど高価な品を購入する必要はありません。100均で販売している三文判でもそれほど大きな違いはありせんが、安っぽく見えることから1,000円程度の手ごろな値段の印鑑がおすすめです。
面接の持ち物5.現金・交通系ICカード
電車やバスで移動するという人は、現金と交通系ICカードはあると便利です。事故などで大幅に電車のダイヤが遅れた場合、タクシーを利用する可能性があります。そのため、現金は普段より多めに持って出かけた方が、落ち着いた行動が取れるでしょう。
また、通勤ラッシュなどに重なる場合、混んでいて切符の購入や精算に予想以上に時間がかかることも。そうならないためにも、SuicaやPASMOのような電車・バスで使えるICカードを持っていると、イライラせずにスムーズに移動することができます。カードは必要に応じて、前日にしっかりチャージしておくことをおすすめします。
面接の持ち物6.腕時計・スマホや携帯電話
面接の待機時間などの際、スマホや携帯電話で時間を確認するのはあまり好ましいことではありません。普段、時間の確認は携帯orスマホ派だという人も、就職面接のときは腕時計をつけることが望ましいといえます。
携帯電話やスマートフォンは、緊急時のための必須アイテムです。面接会場で、個人的な用途での使用は控える必要があります。また、着信音が鳴ったりバイブレーション機能が作動しないよう、会場に到着後はサイレントモードに設定しておきましょう。
面接の持ち物7.ハンカチ・鏡
ハンカチの持参は、社会人としてのたしなみです。周囲から見られることもあるため、常にアイロンをかけた清潔なハンカチを持ち歩くことを心がけましょう。
また、面接ではあらかじめ身だしなみのチェックをしておく必要があります。面接会場に到着したら人目に付かない場所で、「髪の乱れはないか?」「食べ物が歯に挟まっていないか?」など確認しておきましょう。
面接の持ち物でさらにあると便利なアイテム
絶対必要とは言えないけれど、あると安心できるもの、あると役に立つ持ち物をご紹介します。面接当日の天候やカバンのスペースの余裕を見て、持っていくかどうかを決めましょう。
傘・レインコート
天気予報に雨マークが出ていなくても、突然、雨が降ることもあります。会場に到着する前に雨に降られて、ずぶ濡れのまま面接を受けるハメにならないよう、コンパクトな折りたたみの傘を1本用意しておくといいでしょう。
また、台風が接近していたり、天候が荒れることが予想される場合が、レインコートがあると安心です。コンビニなどで売っている、小さくたためるレインコートなら場所をとることはありません。
替えのストッキング
たいていの女性は、ジャケットにスカートというスタイルが多いことから、替えのストッキングは常に持ち歩くべきアイテムだといえます。ストッキングの伝線はいつどこで起こるか分かりません。「いつでもコンビニで買えるから…」と安心しきっていると、緊急の場合に対応できないことも…。伝線が気になって面接に集中できなかった、なんてことがないよう一つは予備を持っていきましょう。
面接に必要な持ち物をチェックして準備万端整えよう
忘れ物をすると、そればかり考えてしまい、面接自体がうまくいかないこともあります。面接の際は、忘れ物をないよう気持ちに余裕を持って出かけるのがベストです。以下のリストを参考に、しっかりチェックしておきましょう。
・履歴書・エントリーシートのコピー
・企業のパンフレット・その他の資料
・筆記用具・スケジュール帳
・印鑑
・現金・交通カード
・腕時計・スマホor携帯電話
・ハンカチ・鏡
・傘・レインコート
・替えのストッキング