履歴書が英語ですぐ書ける!英語版履歴書の書き方を紹介
履歴書を英語で作成して、あなたの英語力をアピールしてみませんか?就活や転職で外資系企業を目指している、海外での就職を希望している、という人のために英語版の履歴書の書き方をご紹介します。
希望する部署が海外にある場合や海外との交流が多い部署の場合、英文での履歴書の提出が求められることがあるようです。いつ求められてもすぐに提出できるように、日本文での履歴書を用意するときに、英文での履歴書も合わせて作成しておくとよいでしょう。
スーパーや100均などで簡単に手に入る日本の履歴書と違って、英文の履歴書は自分で作るのが基本。ここで紹介している記入例とテンプレートをダウンロードすれば、簡単に英文履歴書を作ることができます。履歴書に必要な項目を参考にレッツチャレンジ!
履歴書の英語版は「履歴書(レジュメ)」と「カバーレター」がセット
英文の履歴書は、「履歴書(レジュメ)」と「カバーレター」をセットで提出するのが一般的です。カバーレターとは、主役のレジュメをカバーするための書状のこと。カバーレターがないレジュメは、いわば裸の状態のため、先方に対して失礼にあたります。レジュメを提出する際は、必ずカバーレターを添えましょう。
履歴書(レジュメ)に必要な項目と書き方
レジュメに必要な項目は、主に以下の8つがあります。ここでは、その中でも重要な5つの項目についての用語と具体的な書き方を紹介します。
- 氏名
- 住所・連絡先
- 履歴書送付の目的
- 就職を希望するにあたっての関連する経験の要約
- 職歴
- 学歴
- 保有する資格
- 紹介状の有無
1.氏名と住所・連絡先
「氏名」は、履歴書のタイトルともなりますので、大きなフォントを使用します。
また住所は、実際に住んでいる現住所を記します。連絡先は、最も連絡の取りやすい電話番号(応募者本人に直通の携帯電話番号がベスト)と、メインで使用しているメールアドレスを記します。
「氏名」と「住所」は中央揃えにしておくと、見た目が美しくなります。
2.履歴書送付の目的と関連する経験の要約
「履歴書送付の目的」とはもちろん『就職』なのですが、希望する職種なども明記しておくことも可能です。 また、「関連する経験の要約」については、英語や職種に関係する経験を箇条書きにまとめて記します。多くあればある程良いですが、あくまでも「要約」ですので、冗長な表現にならないように注意しましょう。
3.職歴・学歴
「職歴」ですが、基本的には転職の場合のみ記載します。ただし、学生時代に行ったアルバイトやボランティアで、関連する職種であればどんどん積極的に書きましょう。
「学歴」は、大学以降の学歴のみで大丈夫です。留学経験がある場合は学歴として書くこともできますが、1カ月程度の短期留学の場合は、「関連する経験の要約」に記して構いません。
4.保有する資格
「資格」は、主に英語や外国語関連、また希望する職種に関連した資格を記します。「漢字検定」や「普通自動車免許」など、希望する企業や職種に関係のない資格は記載する必要はありません。
5.紹介状の有無
紹介状は、卒業した学校の教授や転職前に勤務していた職場の上司、希望する企業の所在地にいる人など、多ければ多い方が良いです。レジュメには、「Available upon request(ご要望がある場合は提出します)」と記載し、実際に提出してほしいと言われたらいつでも提出できるよう準備をしておきましょう。
履歴書(レジュメ)ダウンロード
カバーレターに必要な項目と書き方
カバーレターは、履歴書よりも先に目にすることから、しっかりとした内容が求められる重要な書類です。カバーレターでは、以下の5つの項目を上から順に左寄せで書きます。フォントサイトはすべて同じ大きさに揃えて書くのが一般的です。
- 氏名
- 住所と連絡先
- 日付
- 担当者の名前(決まった担当者がいる場合)
- 応募先の住所
これらの5つの項目が、ハガキに例えるなら「表」の宛先部分に当たります。さらに続けて、ハガキの「裏」の部分に当たる7つの項目を順に記載します。
- 書き出し(Dear 担当者名)
- 応募した動機
- 自己アピール
- 読んでくれたことに対する謝意
- 日本語で「敬具」にあたる結びの文句
- 手書きの署名
- 氏名
履歴書を作成する際は、後で手書きにサインをするために、忘れずにスペースを空けておく必要があります。また、カバーレターの結びの文句「Sincerely yours」はアメリカ式の書き方です。イギリス式で書く場合は「Yours Sincerely」となります。
カバーレターダウンロード
履歴書の英語版をダウンロードして書いてみよう
海外での就職や外資系企業の応募には、自信を持ってポジティブな態度を示すことが大切です。英語の履歴書を作成する場合は、自分自身の魅力を反映させるような文書を作ることが必要です。英文表現に自信がない場合は、ネイティブスピーカーに校正を依頼するなど、確実に文法的な間違いを修正しましょう。
履歴書は、自分の個性をしっかりとアピールする機会です。自分自身が納得できる内容の履歴書を作成し、求める企業の目にとまるように工夫しましょう。将来のキャリアにつながる重要なステップであるため、英語の履歴書の書き方をしっかりと把握しておくことが重要です。