面接の自己紹介で自分を最大限にPRするポイントを紹介
人生がかかっている就活の面接ほど、緊張するものはありません。誰もが不安と期待で押しつぶされそうになる気持ちを奮い立たせて、自己アピールをしなくてはならないのです。人によっては、あまりの緊張感で面接が上手くいかずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
就活の面接を成功させるカギ、それは面接の冒頭で必ずと言っていいほど聞かれる自己紹介です。一見大したことないように思える自己紹介ですが、実は面接をする上でとっても重要な役割を担っているのです。自己紹介を上手にできると、その面接は成功したと言っても過言ではありません。
なぜなら自己紹介は、面接の「掴み」となるものだからです。「掴み」とは面接官の興味を自分に惹きつけ、好意的かつ協力的な雰囲気を作り上げる重要なカギとなるものなのです。ここでは面接を成功させる自己紹介の方法をご紹介します。
1.面接で自己紹介する時に忘れていけないのは「笑顔」と「明るい声」
面接の雰囲気の良し悪しは面接官が決めるものだと思ってはいませんか?!確かに心躍るようなテンションで面接をしてくれる企業は少ないかもしれません。しかしだからと言って場の雰囲気にのまれてしまっては、面接は上手くいかなくなってしまいます。
緊張感漂う面接の雰囲気を和らげるのは、面接を受ける私たち自身で変えることができるのです。多くの人が気を付けていること、それが「笑顔」です。もちろん作り込んだ偽笑顔では返って悪印象を与えてしまうので、自然な笑顔を心がけましょう。
そして笑顔ともうひとつ大切なもの、それが「明るい声色」です。ほとんどの人が頑張って笑顔を作りますが、自分の緊張した声を聞くと一気に体が固くなってしまいます。
面接での第一声は、口角を上げなるべく大きな口を開けて声を前に飛ばすように心がけましょう。私たちは気付かないうちに声を下に落として喋りがちです。これでは面接官の心に響くように話すことはできません。
声を前に飛ばそうとすることで、自然と顔の表情や体の姿勢に積極性が出てきます。そんな前向きな姿勢が面接官の興味を惹きつけ、自然な笑顔と明るい声色が場の空気の色を変えるのです。
2.面接の自己紹介で盛り込むのは自分の「人間性」と「考え方」
面接の自己紹介では、どれだけ印象深い人間だということをアピールしなくてはいけません。そこで自分の個性を表現できる内容を自己紹介に盛り込んで、面接官の興味を引きつけましょう。
面接では学生時代の活動や経験を聞かれることが多く、その話を通して「人間性」や「物事の捉え方」「考え方」などを判断されます。せっかく自分のことを話すのであれば、熱く語れる話題に越したことはありません。
ここで注意をしたいのは、無理をしてかっこつけた内容を自己紹介に盛り込む必要はありません。実際にはそこまで熱くなれない話題を掘り下げても、内容の薄い事柄しか答えられずに良い印象は持ってもらえないからです。
例え人から「ちょっと地味ね」と思われてしまいそうなマイナーな趣味でも、自分の情熱やそれに対する考え方、それを通して学んだことなどを熱く語ることが、あなたの個性をダイレクトに伝える強みになるのです。
3.面接の自己紹介はキャッチコピーでアピールすると面接官の記憶に残りやすい
就活の面接では、数いる応募者の中で面接官の記憶に残らなければなりません。そこで自分に合ったキャッチコピーを作り、自己紹介の決め手となる部分で披露しましょう。キャッチコピーは自分自身を表現すると同時に、興味を引き付け面接官の記憶に残る役割をしてくれます。
キャッチコピーを作る際には以下のことに注意しましょう。
マイナスに聞こえる言葉は使わない
例文
「私は天然な性格です」
➡人によっては「空気が読めない人」と思われてしまうことも。
人が理解しにくい内容は避ける
例文
「私は人からよく○○(アニメやゲームのキャラクター)の様だと言われています」
➡知ってる人でなければ分からないような内容は面接向きではありません。
誰もが使う“鉄板フレーズ”は逆効果
例文
「私は醤油のような人間になりたいと思っています」
➡「万能な人になりたい」という気持ちは分かりますが、オリジナリティーは伝わりません。
自分を表現するキャッチコピーで面接官の記憶に残る面接を演出しましょう。もちろんキャッチコピーの意味を質問されたら、分かりやすく簡潔に説明できるように準備をしておくことが強い印象を与える上で重要なポイントです。
面接の自己紹介で自分をPRするには表現力を磨くことが大切
就活の面接の明暗を左右させる自己紹介、自分の良さを最大限にアピールするためには表現力を磨かなくてはいけません。
- 面接の雰囲気を自然な笑顔と明るい声色で作り上げる
- 個性が伝わる目自己紹介熱く語れる話を自己紹介に盛り込む
- 面接官の記憶に残るキャッチコピーを作る
これらの表現力を武器に、オリジナリティーのある自己紹介で面接に挑みましょう!