就活を成功させるためには辞退も必要!
就職は自分にとってのターニングポイントです。入社する企業により自分の将来設計が決まると言っても過言ではありません。就職活動をする上で自分の希望する職種や業界に入社する為に複数の企業の採用試験を受ける事になるかもしれませんが、そこで必ずしなければならない事が内定の辞退です。信念を通して満足できる就職活動にする為に内定を辞退する正しい方法を覚えておきましょう。
辞退する時は早めの連絡を!
内定の辞退はできるだけ早めに連絡しましょう。
企業は採用に多くの予算と時間をつぎ込んでいます。一人でも辞退されると困る企業も多くあるでしょう。そのため少しでも企業の負担を減らすために自分の行きたい企業が決定次第、辞退の連絡を入れるのが好ましいです。自分にとっても早めに連絡をした方が肩の荷も下り気が楽になるでしょう。
電話で直接話す事で誠意が伝わる!
辞退の連絡はメールより電話で企業に連絡しましょう。
メールは誠意を伝える点で言うとあまり良くありません。また人事の方が確認したかわからない点があり、万が一確認していない場合はトラブルに発展する可能性もあります。
電話の場合は人事の方の直接の声が聞こえるので、その場その場の対応が可能と言う事が強みでもあります。 企業は午前中が忙しいケースがあるので、正午を過ぎた午後1時から午後3時くらい迄に電話をするのが最適です。
担当者の方が不在の場合や席を外している場合でも、在籍している時間を聞いて再度こちらからかけ直しましょう。そして直接人事の方に辞退する旨を伝えましょう。
会話の流れを把握してスムーズに辞退を伝える!
辞退の電話の流れを把握する事でどのような対応をすれば良いのかが見えてくるでしょう。 おおよその会話の流れは以下のようになります。
- 学部と名前を名乗る
- 面接や採用を頂いた事へのお礼
- 内定を辞退する旨を伝える
- 辞退する事により迷惑をかけてしまった事の謝罪
このような流れで辞退の電話をする事になります。 注意する事は自体の意思をしっかり伝える事です。曖昧な態度を取っていると企業も困ってしまうので辞退する旨をはっきり伝えましょう。
辞退する理由を言う必要はない!
内定を辞退する時には自分から理由を言う必要はありません。 しかし、企業によっては理由を求めてくるケースもあります。
正直に別の企業に行く事を話しても構いませんが、どうしても言いたくない場合は、一身上の都合などの理由で答えても問題ありません。 企業から辞退の理由を聞かれない限り話す必要はありません。
お礼状でより誠意ある対応を!
最後に内定を辞退した企業にお礼状を出しましょう。 企業にお礼状は要らないと言われない限りは、基本的に送るようにしましょう。
内容は、電話で人事の方と話した事を丁寧に文章にすれば問題ありません。 送る時期は電話で辞退を伝えたすぐ後に送りましょう。
お礼状を送ることで企業に誠意がよりいっそう伝わります。 自分にとっても社会人という意識を持つ事ができ成長できるでしょう。
絶対にしてはならない3つの事!
内定の辞退に関して絶対してはならない事があります。辞退に対する罪悪感や連絡するのが面倒くさいなど様々な理由があるにせよ、これだけは絶対にしないようにしましょう。
内定辞退の連絡をせずに雲隠れ!
内定を辞退する企業に全く連絡を入れないのは社会人として絶対にしてはなりません。
企業に迷惑が掛かるだけでなく、心配した企業があなたの親に連絡をするかもしれません。 結果自分の周りにも迷惑が掛かる事になるでしょう。 これは常識的にもやってはならない事なので、辞退の連絡は必ずするようにしましょう。
内定を辞退した企業の悪評を広める!
最近はツイッターなどのSNSを使用して悪口を拡散する方がいますが、絶対にしてはいけません。匿名性があるとはいえ、人事の方が見た場合本人と特定される可能性もあります。
その結果自分の首を絞めることになるので、悪口やSNSを使った良くない情報を流すのは絶対に辞めましょう。
内定を辞退した企業にウソをつく!
辞退する企業には誠意を持って対応するべきですが、たまに変なウソをついて辞退の連絡をする方がいます。
辞退の連絡をする上では正直に話すのが一番です。 また、ウソを付く必要は全くないので、変なウソをついて整合性の取れないぎこちない会話をするより正直に人事の方と話すほうが双方にとっても良いでしょう。
内定の辞退は悪くない!
内定を辞退する事は決して悪い事ではありません。 自分のやりたい事や希望する仕事を求めるのは当然の権利なのです。
企業によってはその場で内定を出す代わりに今内定を貰っている企業を辞退してください、などというケースがあるようですが、そのような事には屈せずに自分で選んだ道を進み就職活動を成功させましょう。