エントリーシートは敬語で書く!ですます調でアピールしよう

エントリーシートは、「ですます調」の敬語を使って書くようにしてください。「~である調でもいいかも」と思っている人は考え方を改めた方がいいです。エントリーシートは自分をアピールする場ですから、「ですます調」の敬語を使って丁寧に書いた方が良い印象を持ってもらえます。

エントリーシートは敬語で書く!ですます調でアピールしよう

エントリーシートは敬語を使うべき?

今回、就職活動をしていた時にエントリーシートを書いたことがある15人に、エントリーシートに書く文体は「ですます調」か、それとも「である・だ調」か聞いたところ、全員「ですます調」で書いたとの回答がありました。

このほか、エントリーシートは敬語で書くべきか?との問いに、ここでは意見が分かれましたが、多くの人が「敬語を使うべき」と言っています。

エントリーシートを敬語で書く理由

図:エントリーシートの主張する内容

エントリーシートを敬語で書く理由は、応募する企業に敬意を払わなければならないと考えているからでした。敬語を使うことで相手に不快を感じさせないから、敬語を使うのは社会人としてのマナーだから、応募する企業は目上の人と捉えているからが主な理由です。

一方、エントリーシートは自分自身をアピールする場であることから、敬語を使えることを示したい、自分の思いや考え方を丁寧に敬語で伝えたいという狙いもあります。

エントリーシートは「ですます調」の敬語で書こう

エントリーシートに記入している求職者

エントリーシートは、「ですます調」の敬語で書くようにしましょう。エントリーシートで文章を書くのは、志望動機、学生時代に取り組んだこと、自己PRなど、自分を分かってもらうために書く欄です。自分の名前や住所をきっちりと書くのはもちろんのことですが、自分の事をしっかりと売り込むためには、相手の心に響く文章を書くことが大切です。

エントリーシートの住所でハイフンや数字はどう書く?

「ですます調」の敬語でエントリーシートを書くことで、書いた内容はもちろんのこと、敬語を使って仕事ができる社会人であることもアピールできるのです。社会人であっても難しい敬語を、学生の自分が正しく使えることを理解してもらえれば、大きなプラスポイントになるのは間違いありません。

敬語の使い方に不安がある人は、これを機に勉強をしてください。学んだことは、一生の財産になります。敬語を使いこなせる社会人はどこに行っても重宝されますから、エントリーシートを「ですます調」で書いて、どんどん自分を高めていくようにしてください。

エントリーシートは「ですます調」の敬語で書く体験談

ここからは、寄せられたエントリーシートを「ですます調」の敬語で書いた体験談をご紹介していきます。エントリーシートを敬語で書くべきかどうか悩んでいるなら、迷わず「ですます調」の敬語で書くことを選択してください。きっと、常識ある社会人と分かってもらえるはずです。

敬語を使うべき

りー(32歳)


エントリーシートには、当然ですます調を用いて記入しました。会社側が初めて見る自分の紹介文になるので、こちらとしては手紙のように自分を売り込むという意味を込めて、ですますにしました。

何かを論じるときには~だ調でもいいですが、エントリーシートは相手との面接の前段階になるものでもあるので、必ずですます調にするべきだと思います。

ただし、記入例がそうではない場合は、臨機応変に対応できればいいと思います。面接において、タメ口を話す人はいませんよね。エントリーシートもそれと同じように、敬語にするべきです。

よく、「労働者と雇用者」や「採用する側とされる側」は対等だと言われますし、実際その通りだとは思いますが、そうであっても相手への敬意を払い、初対面の人には敬語を使うべきです。同様に採用する側も、敬語を使ってくれているはずです。

エントリーシートで差をつけよう

お茶っこ(34歳)


私はエントリーシートで使った文体は、~ですます調でした。選んだ理由は少しでも女性的に見えるかなというのと、~だ調で書くのが苦手だったっていうのもあります。

敬語は使っても使わなくてもいいと思っています。これは私個人の考えですが、敬語も尊敬語・謙譲語・丁寧語があるように、使い方が適切でないと失礼になるんじゃないかって思います。

それよりも文章が分かりやすく簡潔にまとまっているか、読みやすい綺麗な字で書けているか、アピールポイントは抜けていないかを大事にしていました。

実際に就職面接の担当をしていた上司は、字の綺麗さは重きを置いていたようでした。敬語を使うのであれば、間違った敬語を使わないように、適切に使えているか調べてから記入するのがいいと思います。

敬語は添削してもらって

souso(30歳)


エントリーシートは特に指定がなかった場合は、~ですます調で記載していました。ただ単純に、ですます調の方が文字数が多くなるので、エントリーシートの空白を少なくできるなといった考えでした。

企業からの指定がなければ、エントリーシートの文末の文体は敬語でもそうでなくてもどちらでもいいと思います。個人的には、敬語の方がやはり丁寧かなという印象はあります。

ただ、敬語は本当に難しいです。ら抜き言葉や二重敬語、謙譲語、尊敬語など、間違って使ってしまってはやはり指摘の対象になる場合もあります。

敬語や、~ですます調でエントリーシートを書こうと思っている場合は、大学などで添削をしてもらうことをおすすめします。私自身も間違った敬語の使い方で、指摘されたことがあります。

頭をかきながら後悔している男性

敬語を使うべきだと思う

lat(26歳)


私が就職活動をしていたとき、エントリーシートの文体はすべて、~ですます調で統一して書いていました。ですます調を選んだ理由は、就職セミナーで、~ですます調を使うよう勧められたことと、相手の方に失礼なことがないようにしたいという思いからでした。

エントリーシートは、絶対に敬語を使うべきだと思います。~ですます調を使った方が失礼がなく、社会人としてのマナーをわきまえているという印象を与えることができると考えているからです。

これから就職活動をする人は、エントリーシートの書き方を事前にしっかり勉強しておくべきだと思います。文体や敬語の使い方などの基礎的な部分がおろそかになっていることがあるので、練習すべきです。

ですます調で統一しました

みほ(33歳)


大学時代、目指していた業界が人気のある業界であったこともあり、私自身もたくさんのエントリーシートを書いてきました。学校の就職指導やインターンシップなど、様々なところで指導を受けてきて、どのような形で文章を作成すればいいのか迷った時もありましたが、私は全体的に語尾を「~ですます調」で統一するようにしました。

エントリーシートは文字数が多いように見えて、書き始めると案外文字数が足りなくなったりもします。なので、文字数を削減できる「~だ」などの常体にしようかと考えた時もありましたが、やはり就職活動という状況であるということ、提出するシートは企業の人事担当者に見て頂くということもあり、最低限のマナーを守るという意味でも敬体を選びました。

人によっては様々な意見があるかもしれませんが、私は~ですます調や敬語を使った方がいいと思います。なぜならやはり相手は企業の人事担当者。最低限のビジネスマナーは大切だと思うからです。

これから就活に臨む方は多くのエントリーシートを作成しなければならず、文字数との戦いは大変かもしれませんが、できるだけ簡潔に、具体的なワードを盛り込むといいと思います。

気持ちを伝えるものなので敬語です

かばこ(27歳)


私がエントリーシートを書いた際は、特に指示がない限りは「ですます調」を使っていました。理由としては、勝手な判断で「~だ調」にするのが相手に不快感を与えるのではないかと思い怖かったからです。

当時も今も私は、エントリーシートは敬語を使うべきだと思っています。相手に読んでもらう文章と考えると、論文ではないので相手に自分の気持ちを伝える意味でも、口調は丁寧な方が好ましいと思います。

例えば企業に対してメールを送る場合に、そこで「~だ」と書く人はいないと思います。それと同じ発想です。

これから就職活動をされる方は、いろいろなパターンのエントリーシートを書くことになると思いますが、書いた文章はしっかりと読み直して、指示とずれていないか、正しい敬語は使えているかをチェックしてから提出してください。

うれしそうに上を見上げている女性

敬語はきちんと使いましょう

naa00(27歳)


私がエントリーシートを書いたときには「ですます調」の文体で書きました。理由としては、社会人としてきちんとした敬語を使えます、ということをアピールするためです。

社会に出ると、基本的には敬語でお話しする機会が多くなると思います。最近では「ら抜き言葉」や「尊敬語や謙譲語の違い」など、使い分けることができない人もいると思います。

やはり、会社としては基本的なことができる人を採用したいと思うので、エントリーシートでアピールすると良いと思います。

このことから、エントリーシートでは敬語を使うべきだと思います。これから就活する人は、普段から敬語を意識して生活してみるとエントリーシートだけでなく、面接の場面でも役立つことがあると思います。

エントリーシートは読む相手を意識する

こふきいも(30歳)


エントリーシートに用いた文体は、「~ですます調」にしました。何故ならば、「~だ調」は、自分しか読まない日記のようで、相手に語り掛けるような印象ではないからです。

直接、目の前に相手はいませんが、エントリーシートを書くということは、必ずそれを読む相手がいるということであるので、 その人が読みやすいように、多少、やわらかな表現でもいいと考えています。

しかし、敬語までいくと、逆効果だと思います。文章が長くなり読みづらく、誤った敬語で書いてしまった場合、かえって、失礼にあたり、正しい日本語が使えない人物だとみられる可能性があるからです。

一番大事なのは、読む相手を意識し、相手に自分をどう伝えるか、読みやすい文章を書くことであると思います。丁寧に文章を書くことができるということは、仕事も丁寧にできるということにつながります。

丁寧な字体と語尾に気を付けました

なおまま(35歳)


私は、エントリーシートを~ですます調で書きました。それは、~ですます調は謙虚で丁寧なイメージがあり、けっこうな文字数書かなければならないので、~ですます調で書いた方が少しでも文字数が稼げると思ったからです。

相手企業に対してや、相手企業に関することに触れる際は、敬語を使った方がよいと思います。読む人によって印象は違ってくると思いますが、敬語を使うことに対して嫌悪感を抱く人より、敬語を使わないことに対して嫌悪感を抱く人の方が多いと考えらえるからです。

あくまで学生という立場なので、謙虚な態度が文面に表れているほうが印象は良いと思います。敬語の使い方は難しいと思いますが、あまり神経質にならず、まずは率直な熱い気持ちを伝えることが最優先だと思います。

親指で好印象を示していている上司

敬語を使ってください

柿ピー(38歳)


私はエントリーシートに、~ですます調で記述しました。理由としては、ですます調の方が柔らかな印象になると考えたからです。

同じ内容の文を、敬語を使って書いた場合と、敬語を使わないで書いた場合とを比較するとわかると思いますが、敬語を使わない方が硬い印象になると思います。

ですので、エントリーシートでは少しでも良い印象のなるように、敬語を使うことをお勧めします。また、敬語をうまく使える事で、それ自身がアピールの材料になるのではないかと考えます。

ただ、敬語を使うということにこだわりすぎて、変な文章になってしまっては元も子もありません。あくまでも自分を表現しアピールするための方法のひとつと考えて、エントリーシート作成に生かしてもらえればと思います。

この機会に勉強しましょう

とまと(26歳)


エントリーシートには、【~ですます調】の文体で書きました。大学在学時の就活生でしたが、就職課からも~ですます文体で書くように言われていたからです。

個人的にも「~だ」文体よりも「~ですます」文体の方が、実際に自分が話す時の雰囲気にあっていると思いました。エントリーシートももちろん敬語を使って書きます。

読むのは企業の社員であり自分より目上の方ですから、書面であっても敬語は欠かせないと思います。就活していたときの周りの人でも、敬語を使わずに書いた人はいませんでした。

普段敬語を使いなれていない人もいると思いますが、社会人になればほとんどが敬語です。今使い慣れていない人も、エントリーシートを書くことで敬語に慣れていく練習になるかと思います。二重敬語など使い方が間違いやすい敬語もあるので、この機会に勉強しましょう。

敬語が社会人の第一歩

はるかかなた(44歳)


私は、エントリーシートに~ですます調で書きました。理由は、~だ調より文章が丁寧に見え、また見る側に不愉快感を感じさせないと思ったからです。それに、文章が~ですます調の方が書きやすいと思ったからです。

敬語は使うべきだと思います。理由は、事業主に就職をさせてもらう立場なので、事業主を目上の方と考えて出す書類だと思うからです。

先ずはエントリーシートを会社の方に見て貰わないといけないので、そこで敬語を使っていない場合に、自分の良さや人間性と言った部分が見られる前に書類審査で落とされる可能性が高くなるからです。

社会人にとって敬語と言うのは必ず必要な物になりますので、これから社会人になる人が敬語を使っていなければ、会社は最初の印象で敬語の使えない人と判断するので、必ず敬語で書いた方が良いと思います。

諭すように話しかけてくる男性

ですます推奨

ラクロス(34歳)


エントリーシートは、「~ですます調」で記入しました。~ですます調の文体を選んだ理由は、ほぼ目上の方が目を通す資料だと思いましたので、丁寧にしたいと思った為です。

少し文字数が多くなってしまいますが、エントリーシートでは敬語を使うべきだと思います。正直どっちでもいいと思っている人事の方もいると思いますが、「~だ・である」を不快に思われる方は一定数いらっしゃると思うので、わざわざリスクのあることをする必要は無いと思います。

エントリーシートは「つかみ」です。自分の全てを盛り込む必要はなく、要点を一つだけ入れ込めればこっちのものです。書類で落ちてもしょげる必要はありません。たかが400字で自分のことは分からないでしょうとすぐに諦め、次に行けばいいと思います。

正しい敬語は採用への第一歩

oldfashion(28歳)


エントリーシートでは、~ですます調で書きましょう。実際、私も~ですます調で書きました。~ですます調は、広く敬語として用いられていて、一般的に社会では多く用いられているからです。

~だ調は、確かにインパクトはあるかもしれませんが、社会の通説からは外れてしまいますので、やめた方が無難です。

エントリーシートでは必ず敬語を使ってください。敬語は社会の基本です。ここができていないと、会社側のその人を採用しにくいです。

これからエントリーシートを書く方は、きちんとした敬語を使ってください。今はネットでも簡単に調べることができるので、少しでも敬語が怪しいなと感じたら調べてください。正しい敬語は採用への第一歩です。

丁寧さが感じられた方が良い

Tom(31歳)


私が就職活動をしていた際のエントリーシートの文体は、すべて「~ですます調」で記入していました。なぜ~ですます調にしたかと言うと、こちらの文体の方が相手により丁寧な印象を与えると思ったからです。

私はエントリーシートでは敬語を使うべきだと思っています。その理由は、エントリーシートというものは自分の人間性を先方に知ってもらう手段であると思うので、少しでも丁寧さが感じられた方が良いと思うからです。

「~だ」というような書き方も決して悪いとは思いませんが、少し固さや荒っぽさが感じられる気がします。

これから就活を行われる方は、もちろんご自身が書きやすい文体で書かれるのが一番だと思いますが、丁寧さや相手に分かりやすく伝えることができるように心がけることが大切だと思います。

エントリーシートを敬語で書くのは社会人としてのマナー

エントリーシートを「ですます調」の敬語で書くのは、社会人としてのマナーです。就職活動中の皆さんは、何枚ものエントリーシートを書かなければならず面倒だなと思うこともあるかもしれませんが、企業に自分の思いをきちんと伝えるためにも、エントリーシートを書く時には敬語を使いましょう。