就活時に使う封筒の決まりを知ろう
就活で気になった求人にインターネットで応募しようとしていると、「履歴書・経歴書同封の上、会社まで発送お願い致します」という企業がありました。あなたは正しい封筒の書き方や出し方を知っていますか?
最近ではネットの普及により、求人の閲覧から応募、担当者とのやり取りまで出来てしまいます。そんな中、封筒で応募書類を送ってくださいと言う企業もまだまだありますので、書き方や出し方を知っていないと大変です。
なぜなら、間違った書き方で送ってしまうと「社会人として大丈夫かな?」と企業側も疑問視してしまうからです。合否が決まるわけではないですが、印象は変わるでしょう。正しい封筒の書き方や出し方をここで学び、就活への準備を万端にしましょう!
就活で使う封筒の表面の書き方
基本的なことですが封筒はA4サイズの封筒を使用し、横書きではなく縦書きで記入します。字が汚いからとパソコンで宛名を記入したりせずに丁寧に手書きにしましょう。封筒の表面の書き方ですが、表面には
- 会社住所
- 会社名
- 部署名
- 担当者名
- 「応募書類在中」の記入
この5つの項目を忘れずに記入してください。
会社住所の書き方は、郵便番号を忘れずに記入し、住所は省略したりせず都道府県や○丁目○番地と正しく記入しましょう。その時に2行になってしまう場合は2行目を1文字分下げて書くとバランスが良くなります。2行目が短い場合は1行目の終わりに合わせましょう。
次に宛名ですが、ここのバランスで全体の見え方が変わってきますので慎重に記入してください。会社名は前株と後株を間違えない様にし、省略せず「株式会社」と記入。会社名と会社住所の高さが一緒になるようにしましょう。そして担当者名ですが、封筒の表面の中で一番大きく書いてください。
会社名を一番大きく書く人が多いですが、そうではありません。会社や部署宛に出す場合は「御中」、採用担当者など人に提出する場合は「様」と分けましょう。最後に左下に「応募書類在中」と記入します。ここだけは赤字で記入し四角で囲んでも囲まなくても問題ありません。もちろん印刷してある封筒でも大丈夫です。
就活で使う封筒の裏面の書き方
続いて裏面ですが表面の書き方は知っている人も多いかと思いますが、案外裏面の正しい書き方を知らない人が多いです。まず、自分の住所を裏面に記入するのですが、左下に記入するのではなく真ん中に書くということを知っているでしょうか?
正確に言えば封筒の繋ぎ目から右が住所、左が名前となります。繋ぎ目が無い場合は真ん中から分けてバランスよく記入します。表面と同じで住所は省略したりせず都道府県や○丁目○番地と正しく記入しましょう。
そして、名前は住所より大きめに書いてください。そして、日付ですが郵送する日付を左上に下記、漢数字で記入すれば封筒の記入は完了です。
封をする場合はしっかりと糊付けをし、郵送の途中ではがれないように気を付けましょう。そして封には「〆」を境目に書いてください。この時に「×」にならないように注意します。
封筒の表面や裏面の書き方のポイント
・住所は省略しない(会社も自宅も)!
・「御中」と「様」を間違えないように注意!
・担当者名を一番大きく!
・裏面の自分の住所は真ん中!
・日付は郵送日を左上に!
就活で履歴書を郵送する前に封筒の中をチェックしよう
封筒の記入はこれで分かったかと思いますが、次は封筒の中身です。まさか履歴書をそのまま入れて郵送していたりはしないですよね?書類をそのまま入れて送ることは、企業に対して失礼にあたりますので気を付けてください。
基本的には「添え状」、「履歴書」、「職務経歴書」この3つを入れて送ります。それをクリアファイルにこの順番に重ねて封筒に入れます。添え状についてですがパソコンで作成したものを同封していいのですが、氏名だけは直筆で記入しましょう。
そして、ペンの種類についてですがボールペンで基本構いませんが必ず「油性」にしましょう。「水性」だと滲む可能性があるので気を付けましょう。色は「黒」で太さなどは気にしなくても大丈夫ですが、途中でボールペンを替えて太さにばらつきがでないように気を付けましょう。文字の大きさは変われど線の太さが変わるとバランスがおかしくなるので要注意です。
就活の履歴書は封筒を郵送ではなく手渡しする時も要注意
面接の際に履歴書などを郵送ではなく手渡しで渡す場合ですが、紙のまま渡すのではなく封筒またはクリアファイルに入れたまま渡しましょう。面接の場で面接官に手渡す場合はクリアファイルのままでいいかと思いますが、受付時に履歴書を渡す場合もありますので、その時は封筒のまま渡すのがマナーとしては正解になります。その際に表面は何も書かないですが、裏面には自分の名前を書いておきましょう。
就活で使う封筒の書き方で企業に与える印象が変わる
如何でしたか?書類審査で封筒を企業に送ることも有るかと思いますが、間違った書き方をしていると企業からの印象も変わってきてしまうので、正しい封筒の書き方をマスターして就活に挑みましょう!