就活は2年生から始めよう!しておくべきことは
就活を始める大学2年生がしておくべきことについてご紹介します。試験勉強をしておくことや、自己PRに繋がる行動をしておくべきであることや、インターンや就活セミナーに積極的に参加しておくべきであることなどについて説明しています。
就活は2年生から準備を始める
就活というと、大学3年生から始めるものと考えている人が大半でしょう。しかし、就活は早めに始めておくべきであると言えます。特に、2年生から始めておくことによって、視野を広く持つことができるようになります。
就活は時間が限られているものです。ですから、少しでも余裕を持って行動するためには、2年生のうちから少しずつ準備をしておく必要があります。そうすることで、周りとの差をつけることができますし、内定に向けて自信を持って進むことができることは間違いないでしょう。
就活は決して3年生になってから始めれば問題ないというものではないということを意識しておくことが重要です。2年生のうちから就活を始めて、自分が志望する企業の内定を勝ち取るための準備をしておきましょう。
就活で2年生のうちにしておくべきなのは業界研究
2年生のうちに、まずは自分が興味を持っている業界や職種をチェックしておきましょう。就活の基本は、自分がやりたいと思うことを徹底的に突き詰めることにあります。ですから、自分がどういった業界で働きたいと考えているのかについて考えておく必要があります。
業界研究は就職活動に欠かせないものです。世の中には自分の知らない業界がたくさん存在していますから、業界研究を通じて全く知らなかった業界との出会いもあるでしょう。業界研究を続けている中で自分が興味を持てる業界を新しく見つける可能性もあります。2年生のうちなら、そういったことに目を向ける余裕も持てます。
業界研究は大手ばかりに注目しない
業界研究の中で、どのような企業があるのかということも知ることになるでしょう。ここで注意しておきたいのが、大手企業にばかり注目しないということです。初めは誰でも大手企業に目を惹かれてしまうものですが、中小企業にも優良企業はたくさんあります。できれば2年生のうちに中小企業にもチェックを入れておきましょう。
業界研究は中途半端にしておくとES(エントリーシート)に志望動機を書けないなどの弊害が起こってしまいます。業界についてよく知らないと面接で突っ込んだ質問をされて答えに窮するなどといった事態に陥ってしまう可能性も考えられます。3年生になってから業界研究を始めるよりも、まだ時間に余裕がある2年生のうちから情報を集めておくことをおすすめします。
2年生のうちに自分に向いていることを考える
自分がどういったことに向いている人間なのか、どういう仕事でなら強みを発揮できるのかといったことについて考えておくことも大事です。何となくで構わないので、改めて自分がどのような人間であるのか考えてみましょう。
3年生になれば、自己分析としてしっかりと考えることになります。2年生のうちはそこまで掘り下げる必要はないので、自分に向いていることは何だろう、くらいの気持ちで考えてみてください。
就活の試験勉強は2年生からやっておくべき
試験勉強は2年生のうちから始めておくべきであると言えます。SPIや玉手箱、GABなどといった試験はほとんどの企業が一次選考で必ず使っていると言っても過言ではありません。これらの試験で不合格にされてしまっては、面接にたどり着くことすらできないのです。
3年生になって就活が本格的に始まると、この試験勉強に割くことができる時間が極端に減ってしまいます。時間がある2年生のうちに早めに勉強を始めておくべきなのです。
試験問題の内容は、多くの企業で使われているSPIであれば算数や国語の延長のようなものですが、捻った問題形式であるため解き慣れていないとすぐに答えを導くことができないようになっています。そのため、一冊の問題集を繰り返し解き、やり込む必要があります。
苦手なことは2年生からつぶそう
もしも自分が苦手である問題があるのなら、徹底的にそこを潰していくしかありません。そのための時間がある2年生のうちに試験勉強を始めておいてください。3年生になってから慌てて試験勉強を始めると、自分の苦手とする問題形式に気づいても対策を講じる時間を取ることができない可能性があります。
2年生のうちにある程度試験勉強をしておくことで、3年生になって企業から試験を受けるように求められた時に余裕を持って臨むことができるでしょう。わからないところは早めになくして、3年生に持ち越さないようにしておくべきだと言えます。
2年生から自己PRに繋がる行動をしておくと良い
就活では、自己PRをすることが求められます。自己PRのネタは何でも良いとされていますが、何かアピールしやすいことがあった方が軸を作りやすいでしょう。2年生のうちに何か自分をアピールできるような経験をしておくことが大切です。
学生のうちにしかできないことをしておけるのは、2年生まででしょう。長期間の旅行をしたり、ボランティアやアルバイト、サークル活動をしたりすることをおすすめします。どのようなことであれ、そこから何かを得るということが大切です。
自己PRをする上で重要なのは、どのようなことをしたかではなく、自分がその中でどう立ち振る舞い、そこから何を学んだかということをアピールすることです。何か行動を起こす時には、自分は今何を考えているのだろうかということを常に意識するようにしてください。
2年生のうちはまだ時間がありますから、ひとつのことにこだわる必要はありません。サークル活動をしながらアルバイトをすることもできますし、旅行をした後にボランティアに参加することもできます。ですから、自分がやってみたいと思うことを積極的にやりましょう。経験は絶対に無駄にはなりません。
TOEICは2年生のうちに必ずやる
TOEICの受検は、2年生のうちに必ずしておきましょう。これは自己PRとは少し異なりますが、TOEICを受験していることは今や就活において必須条件となっています。点数に拘らず、履歴書やESにTOEICの点数を書いていないと、採用担当者は不信感を抱いてしまいます。
面接の場で、どうしてTOEICを受験していないのかと問われることもあります。ですから、TOEICの受検は必ずしておきましょう。国際化が進む中、企業は英語に堪能な人材を欲しています。TOEICの点数がPRとなる可能性もあるので、受験しておくべきです。
インターンも2年生でやってみる
2年生のうちにインターンに参加しておくというのも重要です。インターンは企業によって時給を支払ってくれる場合もありますし、参加しておいて損はありません。何よりも、自分が就きたいと考えている職業を実際に体験できるというのはなかなかない機会です。
いくらネットや本で調べていても、それは想像の域を出ません。ですが、インターンではまさに自分が体験することができるのです。こういった機会は逃さないようにしましょう。2年生のうちからプロの職場に足を踏み入れることによって、自分が将来働いているイメージを描きやすくなります。
2年生のインターンを受け入れてくれる企業を調べて、積極的に参加するようにしましょう。インターンから得るものは予想以上に多く、必ず役に立ちます。就活においては、考えているよりも行動を起こした方が物事は良い方向へ転がっていきます。
インターンで仕事をするイメージを掴むことができれば、就活に対するモチベーションも上がることは間違いありません。3年生になってからも、そのモチベーションを維持することができるようにするために、2年生のうちにインターンを経験しておくことは得策であると言えるでしょう。
就活セミナーへの参加は積極的に
就活セミナーは、2年生のうちからでも参加することができるものがあります。合同セミナーなどの規模が大きいものは、様々な企業が集まっているため一日で気になる企業を全てチェックすることができます。
合同セミナーの長所は、自分が知らなかった企業を知ることができるというところにあります。目に留まった企業の説明を聞いて、興味を惹かれるというケースも珍しくはありません。当初目的としていた企業だけではなく、色々とブースを巡ってみましょう。
就活セミナーは、あちこちで開催されるため3年生になってからも参加することがあります。しかし、2年生のうちから参加することによって、その場の雰囲気やブースの回り方などに慣れておくことも大切です。
2年生のうちにひとつでも多くの就活セミナーに参加しておくことで、3年生になってからスケジュール的に参加できないセミナーがあった場合も対応できるようにしておきましょう。そのためにも。就活セミナーが開かれるという情報には常に敏感になっておく必要があります。
就活は2年生から始めよう
就活は、2年生から始めることで行動に余裕を持たせることができます。3年生になってから始めようと思っていると時間はあっという間に過ぎていってしまうので、早めにできることをしておきましょう。
2年生のうちにできることは何だろうと考えてみると、意外とたくさんあることに気づくでしょう。就活は3年生だけのものであるとは決まっていません。就活サイトに登録したり、エントリーが始まったりしてからだけが就活のスタートではありません。就活は、自分が始めたと思った瞬間から始まっているのです。
2年生は大学生のうちで一番余裕がある時期です。ですから、就活にも余裕を持って取り組むことができるのです。就活にはゆとりを持って臨むことが重要であるため、2年生のうちから自分のペースを作っておきましょう。