就活でもう無理と思っても諦めないことが大事
就活をしていると、どうしてもつらい気持ちから逃れられないことがあるでしょう。これは、就活生なら必ず誰もが経験することです。あまりにもつらい気持ちになってしまった時に、もう無理だと諦めたくなるという人も少なくはありません。
しかし、そこでもう少しだけ頑張ってみることが大事なのです。就活は自分が望む結果にたどり着くまで頑張り抜いた人に、必ず結果が伴うものだからです。ですから、それほどつらいと思っても、必死に食らいついてください。
就活で大切なのは最後まで諦めないということです。もう無理だと思ったら、まずは前向きになるための方法を探しましょう。
就活はもう無理だと思った時、前向きになるためにできる7つのこと
就職活動が長引き、なかなか内定がもらえない状況が続くと気分はどんどん落ち込んでいきます。これは仕方がないことであり、当然のことであると言えのですが、そこで立ち止まってしまうと、その先に進むことができなくなってしまいます。
就活を続けていくためには、つらくてもう無理だと思っても、そこから前向きになって立ち直る必要があります。では、どうすれば活路を拓いていくことができるのでしょうか。
1.実際に働いている自分の姿を考える
就活はもう無理かも知れないと思ったら、まず、自分が社会に出て実際に働いている姿を想像してみましょう。就活はもう無理だと思っていても、自分が入社して活躍しているビジョンを持つことができれば、モチベーションを保つことに繋げることができます。
入りたい会社でどのように働きたいのかを考えることで、ES(エントリーシート)や履歴書も書きやすくなりますし、落ち込んでいた気分を盛り上げることができます。もう無理だ、と疲れてしまった時には自分の未来の姿をぜひ考えてみてください。
2.リフレッシュする
就活はもう無理だと行き詰ってしまった時には、リフレッシュをすることも大切です。思い切って、就活中にお休みをとってみましょう。自分の体と心を休ませることも重要なことであり、就活生にとって必要なことです。
就活が思うように進んでいないといったことは一度頭から切り離しておいて、自分の好きなことをしてみたり、ゆっくりと休んでみたりと、時間を就活とは関係のないことに使ってみましょう。頭を空っぽにして、また0から就活をスタートできるようにリセットすることも、就活を前向きに進めていくために大事なことです。
3.不採用を引きずらない
就活がもう無理と感じた時、最も重要なのが不採用を引きずらないということです。企業からの不採用連絡であるいわゆる「お祈り」が続くと、精神的なダメージが積み重なって、就活はもう無理だと考えてしまいがちです。ですが、不採用と就活がスムーズに進むかどうかといったことは、実は全く関係がありません。
自分が第一志望としている企業から内定をもらえれば、他の企業から全て不採用であっても問題はないわけですし、不採用であることは何の問題もないのです。
そもそも不採用となった理由は、ただ単にその企業と自分がマッチしなかったというだけのものであり、人格を否定されたといったことでは決してありません。不採用が多かったからといって、も就活はもう無理と気に病む必要は全くないのです。
4.もう無理だと思わないために今だけだと考える
どんなことをしても、どうしても就活を続けていくのはもう無理だと考えてしまう時には、就活は一時期のことでしかないと割り切ってしまうのも良いでしょう。
もう無理だと考えてしまうのは、この苦しさがずっと続くような錯覚を覚えてしまうからです。ですが、就活は一時のものです。必ず終わりが来るものであるということを常に意識しておけば、それほど思いつめることなく行動することができるようになります。
この一時期さえ乗り切ってしまえば、後は何とかなるのだから、と気分を整えましょう。一度ごちゃごちゃとした気持ちを整理してみてください。
5.自己分析し直してみる
就活はもう無理だと感じたら、自己分析をし直してみましょう。面接で質問された時に自分がどのように答えられるのかをきちんと考えるためにも、自己分析をし直してみることが必要です。
自己分析は就活の初めに行ったことですが、その時に十分できていなかったかも知れません。今の自分にどのような企業がふさわしいのかを見極めるのには、もう一度自己分析をしてみる必要があります。本当に自分とマッチする企業を探すためにも、改めて自己分析をしてみましょう。
6.就活はもう無理と思ったら誰かに相談する
就活を続けていくのはもう無理だ、と思ったら誰かに相談するのも大切なことです。自分ひとりで悩みを抱え込むのは一番良くないことです。両親や、友人でも良いですし、大学の就職窓口や、新卒ハローワークを利用するのも良いでしょう。悩みを誰かに聞いてもらうことによって、すっと気が楽になることは間違いありません。思いつめる前に、必ず周りの人に話を聞いてもらってください。
近しい境遇にいる友人であれば、共感してくれることもあるでしょう。また、両親であれば親身になって相談に乗ってくれますし、専門家たちであればアドバイスにも期待できます。それぞれの立場から色々な意見を聞くことができるので、なるべく多方向に相談するようにしましょう。
7.大学や就活サイトを利用しよう
就活はもう無理だと思ったら、新卒であれば大学に来ている募集を利用するのも良いでしょう。大学にはさまざまな企業が募集を出しています。自分に合ったものを選び、応募してみる価値は十分にあります。
大学の窓口
就活生のための大学の窓口を活用することも忘れないようにしましょう。ES(エントリーシート)の添削をしてくれるカウンターがあったり、定期的に面接の練習をしてくれたり、セミナーを開いてくれたりと、大学は就活生をバックアップしてくれる態勢を整えています。ぜひ活用してください。
インターンに参加する
まだインターンを経験していないという場合は、可能であればインターンに参加するというのも良いでしょう。もう無理だという気持ちを切り替えるのには絶好の機会ですし、経験したことは決して無駄にはなりません。
就活サイトを利用する
就活がもう無理と行き詰った場合には就活サイトを活用するのもおすすめです。就活サイトには有益な情報がたくさん掲載されていますし、メールで優先的に企業やイベントの情報を知らせてくれることもあります。
就活がもう無理と行き詰まる原因を探してみよう
就活を続けていくのはもう無理だと感じてしまう原因を探すことによって、その解決策を考えていくこともできます。根本的な対策ができれば、悩みを解決することに繋げることもできるでしょう。
業種や業界を限定しすぎていないか
就活がもう無理だと思ったら、まず、業界や業種を限定しすぎていないかどうかということに着目してみましょう。就活を始めた頃に決めた業界や業種にこだわって、そこだけを受けようとしていると、なかなか内定にたどり着きません。
もう無理だと感じてしまうのは、業界や業種を限定してしまうあまりに、視野が狭くなっていることが原因のひとつであると言えます。もう一度企業研究をし直して、自分が興味を持てる業界や、合っていると感じる業種などを見つけましょう。
色々な企業を受けすぎていないか
就活がもう無理だと感じた時は、手当たり次第に色々な企業を受けるのはやめましょう。それは自分が望むような結果にはなりません。自分に合っていない企業を受けても、不採用になってしまうのは当然のことですから、時間と労力を無駄にしてしまうだけです。
たくさん受けたのだからどこか一つくらい採用してくれるだろうと適当に考えて、もし内定をもらったとしても、本当に入りたいと思っている企業でなかったとしたら後悔しか残りません。そのように不完全燃焼なまま就活を終えるのは、もう無理だと思いながらも頑張り抜いた就活よりも虚しいものだと言えるでしょう。
大企業ばかりに目を向けていないか
これはよくあることですが、大企業だけに絞って受けてしまい、中小企業に目を向けていないというパターンです。
自分は大企業にしか興味がないし入りたくないといった気持ちで就活を続けていた結果、内定がもらえずにもう無理だと諦めそうになってしまうという事態に陥ってしまうというケースが考えられます。
中小企業や零細企業にも優良企業はたくさんあります。ですから、無理に大手企業にこだわる必要はないのです。就活は向いていないかも知れない、就活はもう無理だ、と感じたら、中小企業を受けることを考えてみてください。
就活はもう無理だと思っても活路は必ずある
就活を続けていくためには、もう無理だと思ったところからどうすればいいのかを考えられる力が必要です。諦めそうになってしまったり、投げ出したくなったりしてしまう気持ちは就活生ならば誰もが経験することでしょう。もう無理だと思っても活路は必ずあります。自分ができることを見つけて、就活を前向きに続けられるようにしてください。