履歴書の免許・資格の書き方
自分が持っている免許や資格は、それぞれ資格した日付と、その資格の名前を時系列に列挙していきます。資格の名称は正式なものを記載しましょう。例えば、車の運転免許であればその区分もはっきりと書き、「普通自動車免許」もしくは「普通自動車第一種運転免許」と記載します。また、一般的に「英検」と呼ばれているものは「実用英語技能検定 ○級合格」となります。基本的に免許・資格の名称のみで構いませんが、マイナーな資格であったり、アピールできる補足があれば記載しても問題ないでしょう。尚、免許・資格は有効期限内であるかを必ず確認しましょう。
履歴書には有用な免許・資格だけを書く
免許・資格欄は出来るだけ多く書きたいものですが、たくさんの資格を持っている人でもフォーマットの都合上、5、6個以内にはまとめなければいけません。アピールすべきは単に「免許・資格」というものをたくさん持っていることではなく、有用な「この免許・資格」を持っている、ということを伝える事にあります。
当然、自分のもっている免許・資格の中から、とりわけ重要なものをピックアップしなければなりません。具体的には、相手企業との関連性が大きくアピール性の高いもの、最近取得したものという形で選ぶとよいでしょう。但し、運転免許については持っているのであれば必ず書いたほうがよいでしょう。
趣味で取得したもので、相手の企業と関係の無い免許・資格については、書いてはいけないとまでは言いませんが、採用担当の方が同じ趣味で無い限り特に意味は無いかと思います。多くの場合はそのまま見過ごされるか、もしくは面接で、取得しようと思った経緯など聞かれる可能性もあり、そこから自分のアピールに繋げられる自信があるならとめませんが、貴重な短い面接時間が削られる可能性もあります。あるいは、関連の無い免許・資格のほうが目立って多くみられると、履歴書で主張したいことがそれてしまい、マイナスイメージとも取られかねません。
履歴書には免許・資格を取得したことだけを強調してもNG
免許・資格はたしかに技能・知識を示すよい材料ですが、それだけを見せてアピールすると、かえって履歴書が薄っぺらくみえてしまいます。免許・資格はあくまで「後ろ盾」と考えて、その免許・資格でどういったことができるのか、どのようになりたいという意欲があるのか、などを伝えなければいけません。また、その免許・資格が有効に働いた経験や、免許・資格取得の過程で感じたことなども付け加えられればなおよいです。持っている免許や資格の肩書きだけに頼りすぎてしまうと、中身がおろそかな張りぼてのアピールとなってしまいます。
履歴書に英検、TOEICはどこまで書くべき?
英語の能力は分野に関係なく重宝されますので、できれば取得しておきたいものです。では、級やスコアなどで分けられますが、どのレベル以上であれば履歴書に書くべきなのでしょうか。
英検であれば、2級が高等学校の卒業程度、3級が中学校の卒業程度、準2級はその中間のレベルと言われています。ですので、3級以下は企業ではあまり意味を持っていません。少なくとも2級以上であれば書くとよいでしょう。日本漢字能力検定「漢検」も同様です。
TOEICテストの場合は、一般的な企業であれば平均的に450点以上のスキルを最低ラインとして希望していると言われています。それ以下のスコアは逆に英語があまりできない証明となってしまいますので書かないほうがよいでしょう。470点以上であれば、「TOEICテスト ○○点取得」というように書いてよいかと思います。
履歴書には免許・資格の取得の勉強中でも書く
履歴書には、自分自身の能力やスキルをアピールするために、免許や資格の取得歴を記載することが求められます。しかし、まだ取得していない免許や資格については、勉強中であることを書くことで、自分自身の意欲や努力をアピールすることができます。
勉強中の免許や資格については、取得予定の日付を明確にし、具体的な勉強内容や勉強時間などを記載することが大切です。また、その免許や資格が仕事に必要であることを示すことで、自分自身が仕事に対して真剣に取り組んでいることをアピールすることができます。
履歴書にはまだ取得していない免許や資格についても、勉強中であることを明確にし、自分自身の意欲や努力をアピールすることが重要です。また、その免許や資格が仕事に必要であることを示すことで、自分自身が仕事に真剣に向き合っていることをアピールすることができます。