100円ショップでのバイトの評判は?仕事内容を調査!
様々な商品が低価格で販売されている100円ショップは、非常に便利で何かしらと足を運ぶ機会が多いもの。未経験・初心者可の求人もあり、「雑貨に囲まれて楽しく働けそう!」と、100円ショップでのバイトに憧れる学生や主婦、フリーターの方は少なくないでしょう。
100円ショップのバイトでは具体的にどんな仕事があり、またどんな苦労ややりがいがあるのでしょうか。100均に勤務したことのある経験者の方から評判をリサーチしました。
100円ショップバイトの仕事内容
100円ショップのバイトでは、主に以下の業務を任されます。慣れてきたら自分担当のコーナーを持ち、売り場づくりを行う店舗が多い傾向にあります。
- レジ清算業務
- お客様のご案内など接客
- 品出し
- 陳列・整理
- 電話応対
- 商品の発注・在庫管理
- 店内の清掃
- 売り場づくり
100円ショップのバイトで大変なこと
100円ショップはとにかく品数が多いため、ひとつひとつの商品がどこにあるのかを把握するのに苦労します。特に大規模な店舗であればそれぞれの場所を覚えるまでに時間がかかります。お客様から質問されたときのために、商品の場所はもちろんのこと、商品自体の使い方等も理解しておくことも大切です。
また、「全て100円ならレジ業務は簡単そう」というイメージを持つ方もいますが、100円という低価格ゆえに大量購入するお客様や、在庫がないと怒りだすお客様への対応など大変な面もあります。
100円ショップのバイトの魅力・やりがい
100円ショップで働く上で大きなメリットとなるのが、話題の新商品をいち早くチェックし手に入れられるという点です。便利グッズも多く販売されており、その知識は日常生活にも幅広く役立てられます。
また、売り場づくりを任された場合には、どうすれば売り上げがアップするのか自分で考えなければなりません。責任の重い仕事ではありますが、その頑張りが結果に現れたときには大きなやりがいを感じることができます。
100円ショップのバイトに向いている人
100円ショップでは接客が大きな仕事のひとつとなります。そのため、働く上で人とのコミュニケーションが苦にならず、丁寧で正しい言葉遣いができる人であるというのが大前提です。流行に敏感で雑貨が好きな方、100均でお得な知識を得たいという節約家の方であれば楽しく働ける職場です。
なお、観光地に近い店舗であれば、海外からのお客様も多く来店されます。そのため英語が話せる方であれば特に重宝されるでしょう。
100円ショップバイト経験者15名の体験談
可愛い雑貨に囲まれて幸せ
たけのこ(23歳 保育職)
学生のときに1年間100円ショップでバイトをしました。はじめは良いバイトがないかなと何となく思っていて、たまたまバイトの募集があったので始めることにしました。もともと100円ショップが好きだったので丁度いいかな、という理由です。
私のバイトしていた100円ショップのシフトは固定制で、私は学校の終わった後、4時間ほど働いていました。中には7時間勤務のパートさんもいらっしゃいました。曜日が固定でありましたが、予定のある日は交代をしてもらって休みを取ることができました。固定シフト制だったので予定が立てやすかったです。
100円ショップでの仕事の内容としては、レジ業務と商品の品出しがほとんどです。
大変だったことといえば、レジに長蛇の列ができた時です。そういう時に限って大量に購入するお客さんがいたり、お客さんから商品の場所を聞かれたりとバタバタしていました。
しかし忙しい分、時間が過ぎるのが早かったです。また、私は雑貨が好きだったので、品出ししながら新商品を知ることができたり、可愛い物を見て癒やされたりと楽しく働けました。
100円ショップでのアルバイト体験談
首里(26歳)
6年ほど前に約10ヶ月間100円ショップでアルバイトをしていました。当時アメリカ留学から帰ってきてとにかくお金がなかったので、なんでもいいからすぐ始められるアルバイトを探していた時に求人誌で見かけて応募しました。
同時進行で普通運転免許を取得するために教習所に通っていたので、午前中を空けておくため17時~22時で週5日出勤という比較的ゆるいシフトを組んでもらっていました。
主な仕事内容はレジ打ちと商品の場所の案内です。慣れてきたころに売り場の一部を任されて商品棚の整理や品出し、発注もするようになりました。私の担当は園芸、プラスチック用品、おもちゃです。
働いてみたら思っていたより来客数が多く、購入した後で「やっぱりいらない」と返品返金を求めるお客さんも多かったので、その処理もスピーディーに行わないとならず大変でした。
当時まだ社会経験がほとんどない中、売り場を整理整頓したりレイアウトを考えたり、発注でも人気商品は品切れしない様に気を付けつつ新たな商品に挑戦したりと、「自分の売り場を持つ」という経験ができたのはとてもありがたかったですし、やりがいがありました。
初めて知った100円ショップの真実
鈴城(37歳 イベント会社)
学生時代に大手チェーンの100円ショップで、約1年間アルバイトをしていました。特に100円ショップで働きたいという思いがあったわけではなく、駅に置いてある無料求人雑誌を眺めていて、自宅から近い場所だったため面接を受けたことがきっかけです。
私は平日勤務がメインで時間は学校が終ってからの夕方5時頃から閉店の10時までがメインで、時々、週末に朝から出勤することもありました。休日はシフト制のため曜日は決まっていませんが週に3、4日働いていました。
100円ショップのバイトとしての仕事は主にレジ精算と品出しです。品出しとは売れ筋の商品や薄くなってきた商品を店頭に並べる仕事です。
大きな店舗だったために、配置を覚えるまではどの売場に何を置けば良いのか分からずに苦労をしました。
100円ショップで働いてみて良かったと思うのは商品によっては売れても全く利益が出ないものがあると知ることができたことです。そこで働くまでは数を売れば儲かると考えていたので、事実を聞いたときは驚きました。100円ショップでアルバイトをするメリットは、レジが難しくないことです。スーパー等では値段がまちまちですが基本が100円ですからレジ初心者でも簡単に覚えられます。
学生最後に経験した100円ショップ
カウル(34歳 教育関係)
私は就職が決まった大学4年生の頃、約1年間100円ショップでアルバイトをしました。きっかけは、家の近くに新たに100円ショップがオープンすることになり、就職前に多様な業種で経験を積みたかったからです。
大学4年生で残りの講義を受けながら、アルバイトは週4日、1日4時間程度で勤務しました。特に、家庭のあるパートの方々は午前から午後に勤務していたので、私は夕方から夜にかけてシフトに入ることが多かったです。休日は、曜日は関係なく週3日程度ありました。
100円ショップでは自分の担当するコーナーが決められており、そのコーナーについては陳列、発注、在庫管理などを担当者が責任を持って管理します。私は電池やライター、ろうそくなどのレジ周りと、工具が担当でした。
工具は私にとって日常生活にほとんど関わりがないものばかりだったので、何種類もあるネジや見たことのない道具、部品などを覚えるのに苦労しました。また、法人のお客様が一度に大量買いされることもあったので、在庫管理が難しかったです。
100円ショップは値段が安い分、時間に対する考え方が厳しいです。1分1秒を無駄にすることなく働く姿勢が身につきました。
新商品が先取りできる100円ショップバイト
まつあい(29歳 パート)
私は学生の頃1年間100円ショップでバイトをしていました。友達が先に100均でのバイトをしていて、「人が足りないから来ない?」と誘われたのがきっかけです。
毎日学校が終わって、夕方6時から閉店後の片付けの9時まで、3時間程度働き休みは週2回のローテーションでした。100円ショップでのバイト内容は、陳列や点検、レジが主でしたが、特に新商品のチェック作業はとても楽しかったです。誰よりも先に新商品が見られるため得した気分になりました。たくさんの商品に囲まれ、便利グッズなど詳しくなれたのは良かったです。
ただ、新商品が毎日入荷してくるので覚えきれず、お客様に紹介するのがとても大変でした。100円ショップは、様々なお客様が来店するため陳列も工夫をしたりするのも苦労しました。
簡単だけど面倒くさい
千羽鶴(28歳 営業職)
私は100円ショップのバイトを約2年間経験しました。色々バイトの候補はありましたが友人が働いており、割と楽だと言う話を聞いていたというのが大きな理由です。1週間に平日2日、土日どちらかを1日、計週3日の勤務体制でした。シフトは月末に翌月のものが出る感じです。
主な仕事内容はレジ対応および品出しです。その中でも特に大変だったのはレジ対応でした。100円ショップに来るのは普通のお客さんだけではありません。少し変わった方々も多くいらっしゃるのでその方々の無理な要望に対応するのが非常に大変でした。
一方で、仕事柄全ての商品を常に見ていますので、便利な道具などの使い方はいつも完璧です。そのため、家にある備品などは全て100円商品で経済的にはかなり軽くなります。
100円ショップでのバイト体験
mm(27歳 主婦)
私は6年近くバイトとして働いていました。たまに買い物に行っていたし、家から近くにあったので通いやすいと思い働いてみることにしました。
13時から21時という少し遅い時間帯の勤務をしていました。午後勤務なので、レジを数時間したり、自分の任されている場所の品出しをしたり、その場所を季節ごとに棚替えをしたりします。その他には店内の掃除をしたり、午後勤務だと夜に精算業務等を毎日行います。
仕事内容が多いので毎日やることがたくさんあって大変です。品出しもあるのに棚替えもあったりするので、季節が変わる前になると忙しくなることも多く、ミスがないよう気をつけて仕事をしないといけません。
100円ショップは色んな年代の方が買い物に来るのでたくさんの人とコミュニケーションを取ることもできます。新しい商品が入ると早く便利な物を知ることができるのが魅力です。
大変だけどやりがいのある仕事
おきく(32歳 専業主婦)
私は結婚後、パートとして4年間100円ショップのアルバイトをしていました。選んだ理由は体を動かす仕事がしたかったことと、家から近かったためです。週2日休みで、9時半から4時まででした。
仕事内容は主にレジ、品出し、接客、発注、毎日送られてくる荷物の受け取り作業です。
一番大変だったことは人手が足りなく、思うように作業ができなかったことです。毎日1000人ほどのお客様がご来店されるのですが、スタッフの数が少なく、各自担当コーナーが決められていた中でご案内とレジも入れなければならなく、更に商品を切らさないために補充作業もするので、毎日あちこち動き回っていました。
幸い体を動かすのが好きだったので苦ではありませんでしたが。担当商品は自分で発注を行うので、いかにきらさないようにするか、売れ筋を予想し、売れ残りしすぎないように商品の動向を予想して発注するのが楽しかったです。陳列も基本任せてもらえるので、いかに手にとってもらえるか考えながら陳列するのは面白いです。出産のためやめてしまいましたが、それがなければ長く続けたい職場でした。
アルバイト経験
ponigiri(20歳 学生)
学生の頃、里帰りしている期間が長かったので、1ヵ月弱短期のアルバイトとして働きました。他にも色んなバイトがあったのですが、元々100均ショップにはよく行って買い物していたのでチャレンジしました。勤務時間は週4の8時間です。
主にお客様が来店されても汚い所があれば清掃したり、レジをしていました。
食器類や食品など色々とあるので、品出し中割らないように注意しなければなりません。あとは品数も多いので、似た商品があったら間違えないよう商品マニュアルを見て品出しする必要があります。
100円ショップで働いて良かったことは、商品の場所が分からなくて聞いてくるお客様とコミュニケーションをとれることです。また、その商品の使い道を自分でも把握できるので、似た商品があっても「こっちの方が良い」などお客様にアドバイスできるのも勉強になりました。
あっちこっちの店舗にヘルプへ
ぽん(36歳)
100均では1年間働きました。時給が高く出勤に融通が利きそうだったのが理由です。仕事内容はレジ、品出し、接客、発注になります。
私が勤務していた店舗の他に店長の任されている店舗が3つありました。他の店舗でスタッフが足りないとしょっちゅう他の店舗へ応援に行かされて、また電車で行かないと行けない店舗もあり通勤するのが大変でした。
他の店舗へ応援に行っている間に担当の場所の品物が薄くなってしまったりしたので、簡単な仕事ではなかったです。1回に発注する量も多いので、発注するタイミングやきちんと在庫管理をする必要がありました。
ただ、100円ショップの商品は次から次に新しい物が出るので、すぐに新商品を知ることができるのがとても楽しみでした。イベント商品などの発注でも、早くから商品をチェックできます。
バイトのやりがい
四国太郎(60歳 パート)
100円ショップでのバイト期間は半年くらいです。会社を辞めた後しばらく時間がありましたので、バイトを探していたら求人誌に募集していたので応募しました。勤務時間は10時から18時まで毎週月曜に休みをもらっていました。
仕事内容は品出しと商品を陳列棚の手前に引き出すフェイスアップがほとんどです。レジも時々やっていました。
100円ショップのバイトで大変だったことはm商品の場所を覚えることです。あまりに種類が多くて始めの一か月は覚えるのが仕事でした。会社の人には補充が遅いとよく叱られました。
でも、一か月過ぎた頃には場所も覚えてきて補充のスピードも早くなりました。バイトの魅力は、社員ほど責任はありませんが、ある程度任せていただいた時は嬉しいですし自信にもなり、任せられた仕事に集中できます。
100円ショップで学生アルバイト
かれん(30歳 事務職)
私は学生の頃、100円ショップに勤務していました。バイトを始めたきっかけは、家の近くにあったので通勤しやすかったのが1番の理由です。勤務時間はだいたい土日に8時間で、学校がないときは平日も勤務していましたが、週2日の勤務でした。仕事内容は主にレジ、品出しがメインです。
大変だったことは、休日勤務が多かったのでお客様のご来店が多く、レジの前はいつも行列ができていたので、接客の時間が多く、人員不足の日は品出しができる時間がなかった時です。大型店だったのでとにかくレジでの接客が大変でした。
よかったことは、レジを早くこなす為に効率のよい仕事をしたいと思えたことです。100円ショップに新たに入ってきた商品もいち早く確認できるので、100円で済ませられる品は勤務先で購入し、無駄遣いを前よりもしなくなりました。
簡単だけど難しい
のざわな(23歳)
高校生のころ初めてしたアルバイトが100円ショップの仕事でした。勤務先の人となかなか上手くいかず1年間ほどで辞めてしまいました。きっかけは親戚が近くでお店をやり始めたので、ついでに雇ってもらいました。主に土日と学校帰りに3時間ほど勤務していました。
私は主にレジ打ちやレジ周りの整頓、たまに品出しも行いました。
100円ショップは数を数えながらやるので、たまに多くの数を数えていると分からなくなってしまった時があり、困ったこともあります。たまに「使えない」とクレームがきたりして嫌な思いもしました。
100円ショップでアルバイトしていてよかったのは、新作がいち早くチェックできることです。欲しいものが入ればいち早く手に入れることができます。
いち早く新商品をチェック!
たりーず(25歳 事務職)
100円ショップでのアルバイト期間は7ヶ月ほどでした。始めたきっかけは友人が場所では違いますが、同じ系列の 100円ショップで働いていたため不安が少なかったためです。勤務時間はシフト制のためバラバラでした。初めは朝から夕方勤務希望でしたが、人手不足のため後半からは夕方から閉店時間までがほとんどでした。
朝からの勤務のときはレジの立ち上げや品出しを行います。
大変だったのは、たくさんの商品の場所を覚え、お客様から聞かれたらご案内することです。長く働くと聞かれるものも大体わかってきますが、慣れが必要な仕事です。
100均で働いていてよかったと思うのは、いち早く便利商品や新商品を知ることができることです。この新商品はすぐに話題になりそうだなと予想したりするのも楽しかったです。
人生で一番苦労した職場
たま(41歳)
自宅から車で5分という通勤が便利だったのと、「100円ショップだからレジも品出しも簡単だろう」と安易な気持ちから、ショッピングモール内にオープンする100円ショップのオープニングスタッフとして約1年アルバイト勤務していました。
入社2ヶ月目からはマネージャーと一緒に他店の応援や売り場づくりなどを任せられとても充実したお仕事環境でした。週5日で1日実働8時間が基本でしたが、役職が付いた事でほぼ毎日出勤しておりお休みはほとんどありませんでした。
仕事内容は、主にレジ・品出し・清掃・売り場づくり・整理整頓になります。各自自分の担当を持ち発注や在庫管理・売り場づくりをしていました。私はそれに加えて、帳票管理や勤怠管理、他店応援なども行っていました。
体力的にはどうしても毎日入荷があるので品出しが大変でしたし、同期入社なのに役職が一人だけついた事で人間関係が難しくなりました。
100円ショップで働いて良かった点は、自店では時間や通常作業以外に時間をとられ時間外勤務でないとできなかったことが、他店応援や他店のオープン売り場作りを全て任せてもらうことで、集中して自分の頭の中にあるイメージを現実にできたことです。
100円ショップでのバイトでは生活の知恵が身に着く
おしゃれで安価なインテリアや便利グッズなど、多くの商品に触れながら働けるのが100円ショップバイトの魅力です。大学生やフリーター、主婦はもちろん、高校生でも勤務が可能な店舗も多く、日常生活で役に立つ知識をたくさん身に着けられるアルバイトですので、興味のある方はぜひ応募を検討してみてください。