面接で着るブラウスは汚れに注意
面接で着るブラウスで、就活生が何よりも気を遣わなければならないのは清潔感です。どんなに高価でステキなブラウスを着ていても、着ているブラウスが汚れていたなら全てが台無しになると思ってください。
面接官の目につきやすいのは、襟と袖口です。就活が本格的になると面接が続くことが多くなり、洗濯もままならなくなりがちですが、ブラウスの襟と袖口は汚れが残りやすいので注意が必要です。洗濯機に放り込む前に襟と袖口に洗剤を塗ってもみ込むなど、下処理をした方がいいでしょう。
ブラウスにアイロンも忘れない
「ブラウスはスーツの中に着ているからそんなに見られていない」というのは甘い考えです。アイロンをかけると、ブラウスがパリッとするので、「細かいところまで気を配ることができる人」と思われる、ちゃんとしている感を演出することができます。暑い季節は上着を脱ぐシーンも増えてきます。面接官は細かい所もちゃんと見ています。洗濯の後は、アイロンをかけるようにしましょう。
面接のブラウスは白で決まり
就活生が面接に着ていくブラウスは、白色を選びましょう。白はどんな業界からも嫌われない色です。面接官に印象を残したいと思って薄いピンクやブルーなどのパステルカラーを選ぶのも悪くはありませんが、それを良く思わない面接官がいるのも事実です。
白のブラウスなら、どんな面接官でもNGを出すことはありません。ブラウスで個性を出したいなら、内定をもらって新入社員になってからでも遅くはないです。内定が欲しい就活生がブラウスの色選びでわざわざ冒険をするのは意味がないです。
ストライプやフリルのあるブラウスはやめよう
就活生が面接で着るなら、無地で飾りのないシンプルなブラウスを選ぶのが無難です。「細くて色が薄いストライプならいいかも」という意見がありますが、白以外の色と同じくそれを好まない面接官がいます。就活生が「このくらいなら」というボーダーラインを攻めるのは得策ではないので、ストライプやフリル付のブラウスは選ばない方がいいでしょう。
ブラウスの襟とボタンは?
面接で面接官の目に着きやすいブラウスの部分と言えば襟元です。面接に着ていくブラウスは、第一ボタンをちゃんと留めるシャツタイプか、ブラウスの襟を上着の外に出して着るスキッパーカラーがいいでしょう。
どちらもきちっとした印象を持つ襟なので、どんな業界の面接にもマッチします。就活生が面接官に一生懸命伝えるアピールに、ブラウスの上品さが人となりにそれを添え、アピールしたいことがより洗練されることでしょう。
面接で着るブラウスは試着しよう
面接で着るブラウスは、サイズ感も大切にしましょう。肩幅はあっているか、胸元に余裕はあるか、袖丈の先端は腕をまっすぐ下ろした時に手首の位置にあるか、着丈は長すぎないか、だぼだぼに見えないか、キツキツに見えないか、チェックして下さい。
ブラウスが自分に合っているかどうかをチェックするには、試着をして店員にアドバイスをもらうのが一番です。どんなに頑張っても自分の後姿を見ることはできません。鏡で見た自分の印象は、独りよがりになりがちなので、客観的に判断してくれる第三者に見てもらった方が間違いがないでしょう。
面接で着るブラウス体験談
ここからは、寄せられた面接で着るブラウス体験談を紹介していきます。上手に選んだブラウスなら、面接の主役であるあなたを演出するのに一役買ってくれます。面接を成功させるために、ブラウス一つもちゃんと考えて選ぶようにしてください。
清潔感のあるスタイルで
あんじゅ(33歳)
私は製造業で働いています。面接はきっちりとした清潔感のある恰好で受けることは当たり前だと思っています。入社したら会社の名前を背負うわけなので、きちんとした服装でないと採用したくないのは言うまでもありません。
リクルートでしたら、やはりブラウスは白無地一択です。綿素材だとシワが入るのでアイロンがけも大変です。ポリが入っている方がしわになりにくいので、そちらをおすすめします。
お勧めしないブラウスは、胸元がざっくり開いたブラウスや胸元にボリュームのあるリボンやヒラヒラがついているものです。色物やストライプの柄が入っているものもおすすめしません。TPOに合わせたスタイルにすることが大切だと思います。
身なりはしっかり気を付ければ全く問題ありませんので、清潔感ある恰好を心がけてください。
アイロンがけは大切
なみ(28)
私は銀行の窓口で働いています。就活での面接にふさわしい服装は、清潔感ある着こなしだと思います。
ブラウスにもいろいろありますが、色は白色で綿素材の物がおすすめです。また、首元もキッチリと閉まっているものが印象が良いと思います。
就活の時にせめてブラウスでおしゃれに見せたいところですが、胸元が広く開くようなブラウスは避けた方がよいです。鎖骨が見えるようなデザインは、おしゃれかもしれませんが、就活におしゃれは必要ありません。
スーツを清潔感ある着こなしにするためには、ブラウスもしっかりアイロンをかけるようにして下さい。シャキッとした印象を相手に与える、そして真面目な印象を与えるためにもアイロンがけは大切です。
襟の汚れに気を付けて
QU(30歳)
コンサル系企業で人事をしています。就職活動にふさわしいブラウスですが、ベーシックな形の白いブラウスが一番好印象です。ビジュアルを加味する業界(マスコミ等)以外は、正直就活生のおしゃれ具合は全く見ていません。
個性を出そうとすると悪目立ちしますので、無難にみんなと同じ服装をすることをオススメします。
ほとんどの企業で学生の服装からプラスもマイナスもつけることはないと思いますが、襟元・袖口の汚れには気をつけましょう。以前、女子学生で襟元が真っ黒になっているブラウスを着ている学生がいました。面接でいくら頑張ってもカバーしきれないマイナスイメージです。
おしゃれよりも清潔感を意識しましょう。これから暑くなるとジャケットを脱ぐ可能性もあります。余裕があればアイロンをかけて、後ろ姿も見られていることをお忘れなく。
できれば試着する
y.mam(28歳)
福祉事業に携わっています。私がおススメしたい、面接の時に好印象なブラウスは、「スキッパーカラー」という第一ボタンの位置が開いているデザインの白ブラウスです。
何故かというと首元がギュッと詰まっていると真面目すぎてなんだか窮屈な印象になりますし、かといって故意に第一ボタンを外していると少々だらしのない印象になります。ですので、首元がスッキリしたデザインのスキッパーカラーが清潔かつ元気な印象を与えてくれます。
ただし、注意するべきポイントがあります。一つは袖の長さです。ブラウスの袖はジャケットからはみ出さない程度の長さが適切です。また、胸の大きな女性の場合、ボタンが弾けそうなものや突っ張ったものは動きにくく、目のやり場に困りますので、これらを踏まえてシルエットが綺麗にみえるものを選びたいです。
試着可能であれば是非一度するべきです。最近ではシワになりにくいものもありますので、それらを活用するといつでも清潔に着ることが出来ます。
シンプルな白で
tom(31歳)
現在、金融機関に勤めています。私は、就活ではシンプルな白色のブラウスを愛用していました。柄も無地で、インナーが透けない素材のものを選ぶように気をつけていました。
面接では、派手な色や柄のブラウスは避けた方がいいと思います。私の友人は緑色やストライプの柄が入ったブラウスを着用して面接を受けたところ、不合格になったということがありました。
これから就活をされる方は、いつも以上に身だしなみに気を使っていることと思います。ブラウスは誰からも好感が持てる、シンプルな形の白いブラウスがいいのではないかと思います。着こなしもボタンをあけて着崩すのではなく、ボタンはきっちりととめて清潔感のある着こなしを心がけるといいと思います。
形状記憶のものがいい
ゆう(30歳)
会社の業種は日用品の卸業者、職種は営業職です。就職の面接の時には、ブラウスは襟付きのシャツ、色は白か薄ピンクの無地が良いと思います。遠方に就職活動に行くこともあると思うので、シャツは形状記憶のものの方がより良いです。
襟付きはやはり、しっかりして見えますし、女性であれば爽やかな白もしくは可愛らしい薄ピンク(本当にうっすらとしたピンクくらい)が印象が良いみたいです。
ただ、襟付きであっても、ボタンを2つ以上開けて面接を受けることは絶対にオススメしません。実際にそういう方もいらっしゃいましたが、だらしなく見えることは間違いないので開けても1つまでです。
大きなリボンがついているようなセーラーブラウスも止めておいた方がいいです。面接なので、スーツの前ボタンをしっかり止めると思いますが、リボンがあることでスーツの形が崩れ、みっともなくなります。スーツのボタンを開けたまま面接もいけませんしね。
これから面接を受けられる方は、ブラウスとスーツを合わせて着て鏡の前でチェックしてみてください。形が合えば襟はスーツから出したほうが、元気な印象になります。ブラウスはスーツの袖から見えないこともポイントです。
ブラウスで印象が変わる
ぽんぽん(31歳)
金融業界で働いています。ブラウスには様々な種類があるかと思いますが、第一に面接はおしゃれをしに行く場ではないということを、きちんと理解しておくことが大切です。
ブラウスはきちんと襟があるもので、第一ボタンがないタイプか第一ボタンまでしっかりしめるタイプがオススメです。色も白の他、ピンクやブルーなどありますが、就職活動の面接では無難に無地かつ白を着ていくべきだと思います。
面接で避けた方がいいブラウスは、襟がないもの、あからさまに胸を強調してしまうような開き具合のブラウスです。柄物などもオススメしません。サイズは自分に合ったぴったりのサイズのものを、出来ればプロに選んでもらうのが賢明だと思います。
ブラウスだけで、顔周りの印象はもちろん、全体の印象も変わってきます。いくら上述したオススメのブラウスを着ていても、きちんとアイロン掛けがされていないシワシワなブラウスだと全く意味がありません。ピシッと決めたリクルートスーツを着て背筋を伸ばすだけで、印象は変わります。
面接は第一印象がとても大切です。自分を最大限にアピールする前に、まずは自分のスーツ姿を鏡で確認すべきだと思います。
就活セミナーで白と教えられました
じょうび(25歳)
働いている会社の業種は製造業で事務をしています。専門学校を卒業し、新卒採用で5年目です。就活面接にふさわしいブラウスは、「シンプルな白」です。それは学生時代の就活授業の時に言われました。
とても厳しい学校で、就職率99%を謳う学校です。外部の講師を呼んでの就活セミナーや、担任講師からもうるさく言われました。色柄物は絶対NG、色が付いたブラウスやフリフリしているブラウスはありえません。
就活のブラウスなんて一般的な白いブラウスしか考えられません。それ以外の派手なブラウスを着ていたら、「生意気だ」と言われました。
胸元が開くタイプのブラウスもダメで、「ボタンは上までちゃんと閉める事」と言われました。高級そうなシルク素材のブラウスやブランド物のブラウスも避けた方がよさそうです。
専門店で買うのがおすすめ
まゆ(26歳)
建設業界に就職しました。就活の面接では、あまり個性的なものでなく、学生らしくさわやかに見えるようなブラウスが適していると思います。色は白、形は一般的な形かスキッパータイプがいいと思います。
素材は形状記憶のシャツがおすすめです。形状記憶だとシワになりにくい上、アイロンがけしなくても大丈夫なので楽でした。
逆に面接に適していないブラウスは、ストライプの柄が入ったものやフリルなどの装飾がついたもの、襟のないブラウスなどです。就活の際は服装でわざわざ個性を出す必要はないので、周りに合わせた格好をするべきだと思います。
ブラウスを買う際は、スーツの専門店で買うのがおすすめです。身体に合ってないブラウスを着ると、だらしなくやぼったく見えてしまいます。専門店で買うと、フィット感や袖丈の長さを見てもらえるので、自分の身体に合ったブラウスを選んでもらえます。
買う時は誰かに見てもらって
チューリップ(25歳)
私は、接客業を目指していましたが、就職活動用のブラウスは様々なものがあり、悩んでいました。接客業では、お客様に与える印象がとても大切ですので、きちんと自分に合ったブラウスを着用することを心がけて選びました。
ブラウスは定番の白、そして薄いピンク、黄色などが就職活動用として販売されています。私は、定番の白いブラウスを選びました。ハリ感のある素材で、柄はすっきりと見える薄いストライプの入ったものを選びました。丸顔だったので、顔周りがすっきりとみえる襟が短めの形のものを選びました。
就職活動を行う上で、面接ではフレッシュさを出していくことが大切だと思います。胸元が大きく開いた形や、フリルが付いているものなどは控えた方が良いでしょう。
ブラウスには、襟の形が数種類ありますが、大きめの襟や、小さめの襟など、自分の顔に合うのはどの形なのか、無地の方が良いのか、柄の入っているものが良いのかなど、実際に試着をしてみて選ぶことも大切だと思います。
ブラウスを買う時は、自分以外の第三者にみてもらうことも良いと思います。私はそれらをクリアして、無事、希望の販売職として働ける会社に無事に内定をもらうことができました。
丸首のシフォン素材のブラウス
まゆぼー(32歳)
医療事務として働いています。就活の面接でふさわしいと思うブラウスは白色、又はオフホワイトのシフォン素材で丸首のブラウスです。
やめた方がいいと思うブラウスは、柄の入ったものやデザイン性の強いもの、色の暗いブラウスです。面接官への印象があまり良くないと思います。
ブラウスの着こなしポイントは企業によっても違うと思いますが、きちんとした企業であれば襟付きの白いシャツがオススメです。きちんとした印象と白色で爽やかな印象を面接官に与えられると思います。
丸首のシフォン素材のブラウスであれば、柔らかい印象になると思います。面接では第一印象が大切ですので、明るい色の物を選んで面接官にいい印象を持ってもらうといいと思います。
袖口の汚れに注意
さき(28歳)
鉄鋼メーカーで働いています。就職の面接には襟があまり開いていないもの、白色無地、しわがないものが良いです。しわができにくい形状記憶機能があると、洗濯したときにしわになりにくいので良いと思います。
襟元は不適切に空きすぎると、だらしない人間だと思われてしまうし、ネックレスなども付けない方が良いです。面接では見た目も肝心で、ブラウスが汚れていたり、しわだらけだったりすると印象が良くありません。
清潔感がある格好がポイントです。袖口もボタンでしっかりとしめて長すぎない丈の方が、袖口も気にならなくてよいです。
就活が連日続くとブラウスに手入れが行き届かないこともあるかもしれないですが、だからこそ面接官は意外とそういうところを見ています。襟元や袖口を気にした清潔感を重視したブラウスがポイントです。
パステルカラーまでが限界
むう(39歳)
教育業界に勤務しています。講師の採用だけではなく、社員の採用にも携わっています。面接の際はどんな職種や年齢層であってもスーツ着用でお願いしていますので、着こなしはどうしても気になります。
普段の業務であれば、ある程度デザインの凝ったドレスブラウスでもよいのかもしれませんが、採用の面接の場においては、無地のシンプルなシャツの方が印象は良いと思います。
色も、白もしくはパステルカラーまでが限界です。襟元は詰まっているものでも開襟でもどちらでも良いですが、開きすぎているのはだらしなく見えてしまうので、見えすぎない深さに注意してもらいたいです。
あとは、特にバックスタイルでボトムから裾が出てしまうのは避けた方がいいので、丈が自分の体にあったものをきちんと選んだ方がいいです。
希望する業種に合わせて
けいこりん(25歳)
私は医療の事務系職種で現在働いています。面接時に気をつけた事は身だしなみです。第1印象で内定の合否は決まってしまうこともあるからです。
面接時のブラウス色は白色を着ました。面接時に避けた方が良いブラウスは色付きのブラウスです。面接は基本白色と決まっています。
白地でもストライプなどの柄がついている物もありますが清潔感をアピールする場合は無地のブラウスが良いと思います。もちろんストライプでも可能です。
今ではオシャレなブラウスもあり、第1ボタンが下の方にあるスキッパーカラーもあります。アクティブな印象をアピールしたい方は着ている方もいます。通常の襟の詰まったレギュラーなブラウスは、真面目な印象、落ちついた印象をアピールできます。
私は医療業種の面接の為、清潔感と真面目な印象をアピールしたかったので、白色の襟の詰まったブラウスを着用しました。面接結果は無事に内定を貰いました。
就活生で今後ブラウスを購入検討中の方は、希望する業種に合わせて、どのブラウスを選択するかが重要になります。
細いストライプならOK
Kiju(34歳)
私はサービス業で働いています。仕事探しの時のスタイルは大学生のリクルート・スタイルが基本です。ブラウスはやはり白でシャツタイプとか、襟が少しフリルくらいの物がベストでしょう。
コットンはカジュアルなので、素材は化学繊維と混紡の商品がベスト、皺になりにくく洗濯機で洗えるブラウスが就活スタイルだと思います。
面接のブラウスは、色物より白がポピュラー、細いストライプくらいまででしょう。ポイントは目立ちすぎずやや光沢も控えめでソフトな雰囲気、価格は高級品より3,000円前後くらい、面接でも背伸びしないようなブラウスがフィットします。
面接用ブラウスは色・柄物を選ばないようにしよう
今回寄せていただいた体験談の中で就活生の面接用ブラウスは、「白でなくてもパステルカラーならOK」「柄も細いストライプならOK」という意見も聞かれましたが、パステルカラーや細いストライプ柄のブラウスでも、企業によっては好ましく思われないことも少なくないでしょう。就活用のブラウス選びの際は、そのことを忘れてはいけません。
面接に着ていくブラウスは無地の白ブラウスを選べば、わざわざ色や柄選びに悩む必要がありませんし、何より企業に就活生らしい真面目でフレッシュな印象を与えられます。