営業職の志望動機でアピールしたいこと
履歴書を作成中の人は注目!自分が働きたい職種の適正ってご存知ですか?!どんな仕事にも働く人に求められる性格や特徴があります。その職業の適性を知ることで、企業が探している人材のポイントを掴むことができるのです。
ここでは多くの人が就職を希望する営業の仕事の3つの適性をご紹介します。この適性を踏まえた上で履歴書の志望動機の欄でのアプローチ方法を伝授します。
志望動機でアピールするのは営業職としての「適正」
自分の頑張りが勤める企業への貢献に繋がる営業職、人と接することが多い営業の仕事に求められる3つの適性がこちら。
1.コミュニケーション能力に長けている
やはり人と話をするのが上手な人は営業に向いています。コミュニケーション能力とはただの「お喋り好き」ということではありません。相手の気持ちや意図していることを察知して、それに見合った会話をすることができる能力です。高いコミュニケーション能力は営業の要でもある交渉力に繋がります。
2.精神的にタフである
営業の仕事は心身ともにタフでなければ務まりません。特に常に前向きで粘り強い精神面のタフさは、良い営業マンになる上では欠かせない要素のひとつです。
3.柔軟性がある
皆さんは営業マンと聞くと、ガツガツしていて押しの強いイメージを持っていませんか?!確かに自ら交渉して契約を取ると言う仕事はそのくらいの積極性が無ければ務まらないとも言われています。
しかしどんな契約の裏にも人との繋がりがベースにあることを忘れてしまってはいけません。お客様に良い印象を持ってもらえなければ、どんなに饒舌であっても一定の成績以上を獲得することはできないのです。
お客様の気分を害さない柔軟な物腰や、相手に合わせることができる柔軟な対応など、営業の仕事はガンガン強気で攻めるよりも「柔らかさ」が重要なのです。
営業職の志望動機の例文
では営業の仕事に必要な3つの適性を自分の性格や経験に当てはめて、履歴書の志望動機を作成しましょう。
1.「コミュニケーション能力に長けている」をアピールする志望動機例文
「学生時代からサークルやイベントの主催、バイトは居酒屋で副店長を任されていました。新しく出会った人と会話をするのが好きで、常に人と接する環境に身を置いてきた経験を活かし、就職先も人と人との繋がりが結果に繋がる営業職を選びました。」
コミュニケーション能力の高さは、営業職の経験がなくても自分の経験を元にアピールすることが可能です。学生時代の経験や普段の自分の性格を盛り込んで、「人と接する仕事がしたい」という気持ちを伝えましょう。
2.「精神的にタフである」をアピールする志望動機例文
「自分の頑張りが会社の売り上げや成績に繋がる営業職に、やりがいと魅力を感じて応募致しました。誰でも一から営業のノウハウを身に着けることができる貴社のサポート体制にも惹かれました。ぜひ自分独自の営業スタイルを確立させて会社の即戦力になりたいです。」
営業の仕事に必要なタフさとは、常に好奇心を持って前向きな考え方ができることです。ストレスが溜まりそうな営業の仕事であっても、「自分の頑張りが会社の売り上げに繋がるやりがい」や「自分独自の営業スタイルを確立させたい」など営業職をポジティブな目線でとらえている内容を記しましょう。
3.「柔軟性がある」をアピールする志望動機例文
「営業の仕事は、お客様一人一人に合わせたアプローチを模索することによって自分自身の引き出しが増えていくという魅力があります。前職である経理の仕事から得た粘り強さと細かいことにまで気を配る集中力を活かしてお客様が求めるものを察知し、それに合わせた的確な提案をしていける営業をすることが目標です。」
営業の仕事は結果がすべてです。契約を取ってこそ初めて営業マンとしての道がスタートすると言っても過言ではありません。しかし「契約を取る」という文字通りの考え方だけをしていると自分にもお客様にもプレッシャーを与えてしまい話がまとまりにくくなってしまいます。
そんな営業の仕事の難しさをもっと柔軟な見方で表現すると、「お客様に提案する」という言葉で言い換えられるのではないでしょうか。営業という結果重視でシビアな仕事であっても、人の立場に立って物事を考えられる柔軟な姿勢を志望動機に盛り込みましょう。
営業職の志望動機は自分に当てはまる適性を見つけて書こう
志望動機を書く際には、その職業に必要であるとされる適性を分析するところから始めましょう。
今回紹介しました営業職の場合は、
- コミュニケーション能力
- 精神面でのタフさ
- 柔軟な人間性
の3つを自分の考えや経験に当てはめて志望動機を作成することで、営業マンとして活躍できる可能性を持っている人材だということを企業側にアピールすることができるのです。